私たちが日常的に飲んでいるお茶。
紅茶や緑茶、ハーブティーなど、さまざまな種類がありますが、実はダイエットに効果的な痩せるお茶というものもあります。せっかくお茶を飲むのであれば、痩せるお茶をチョイスして、ダイエットの効果を促進したいところです。
そこでこちらの記事では、お茶専門店で働いている私がおすすめする、ダイエットに効く痩せるお茶を10種類紹介します。
ダイエットしたい方、お茶が好きな方など、ぜひ参考にされてみてください。
この記事の目次
お茶専門店で働く経験を活かして
私はお茶の専門店で働いています。
お店には紅茶や緑茶、烏龍茶、ハーブティーなどなど、さまざまな種類のお茶を置いてあり、来店されたお客様1人ひとりにじっくりとお話を伺い、ニーズに合ったぴったりのお茶を提案しています。
日常で飲むご自宅用のお茶を探している方、贈り物用のお茶を探している方など、毎日さまざまなお客様が来店されますが、「ダイエットに効くお茶はありますか?」というのも、よく尋ねられる質問のひとつです。
実際にダイエットにおすすめのお茶は多数ありますし、お茶を飲むこと事態、ダイエット効果を促進させるはたらきがあります。
なぜダイエットには、お茶が効果的なのか
どうしてダイエットに効果があるのか、ここからは具体的に紹介していきます。
冷え性改善
あたたかいお茶を飲むとポカポカしますよね。お茶は体を温める効果があります。特に紅茶、ハーブティーなどは体温を上昇させ、冷え性改善に役立ちます。
ここで注意しておきたいのが、緑茶は体を冷やすということです。あたたかい緑茶であってもこれは同様であり、体が冷える作用があります。そのため冷え性改善には向かないということがわかります。
冷えはダイエットや美容の大敵です。お茶を飲んで体があたたまると、全身の血行が良くなり、代謝が上がり、脂肪が燃焼されるという仕組みです。
便秘予防
便秘に悩む方にもお茶はおすすめです。便秘は新陳代謝を低下させ、腸内環境を悪化させるため、体重が増えるだけでなく、健康状態にも悪い影響を及ぼします。お茶を飲むことにより便秘が解消されると、腸内環境もきれいになり、代謝もアップするためダイエットに効果的です。
また、肌は体内の臓器の状態をそのまま反映します。そのため腸内環境がきれいであれば、肌荒れ防止にもつながります。
食べ過ぎ防止
お茶はリラックス効果があるだけではなく、満腹感も得ることができます。食事を摂るタイミングでお茶を飲むと、すぐに満腹になるため暴飲暴食を避けることができます。
より効果的な飲み方
せっかくダイエットのためにお茶を飲むのであれば、より効果の出る飲み方をしたいですよね。ここからはより効果のある飲み方を紹介します。
1なるべくホットで飲む
体を温めるために、なるべくホットでお茶を飲むようにしましょう。冷たいお茶は体を冷やすため、逆効果になってしまいます。
2カフェインに気をつける
ハーブティーやデカフェ紅茶などであれば別ですが、お茶のほとんどにカフェインが含まれます。カフェインの含まれるお茶を飲むと、分解する際に体内の水分が使われてしまうので、飲みすぎると逆に水分不足になってしまいます。
そのためカフェインの含まれるお茶は、水分補給には使えないため注意しましょう。カフェインの含まれるお茶を飲むときには、一緒に常温の水や白湯を飲むようにすると、うまく水分を補給することができます。
また「カフェインを摂りすぎると、夜眠れなくなる」という話はよく聞きますが、どうしてもカフェインは良質な睡眠の妨げになることがあるのは事実です。脂肪分解効果があるので、気にならないのであればダイエットにはおすすめですが、15時以降は控えるのが無難でしょう。
3継続して飲む
「お茶でダイエット!」と言っても、即効性のあるものではありません。どのぐらいで効果が出るのかは種類にもよりますが、飲んで次の日に体重が落ちる、というようなことはなく、ある程度継続して飲むことにより効果を発揮するものがほとんどです。
そのためはじめは効果が感じられなくても、少なくとも1ヶ月ほどは飲み続けてみることをおすすめします。
ダイエットに効果があるお茶10選!
ここからは実際に、ダイエットにオススメの痩せるお茶を10選紹介します。どれもお店や通販などで手軽に手に入るものばかりですので、気になるものがあればぜひ飲んでみてください。
ルイボスティー
まずダイエットに最もおすすめなのはルイボスティーです。ルイボスティーはダイエットに良いのはもちろんのこと、美容にも健康にも効果があるため、特に女性に人気のお茶です。「ルイボス」とは南アフリカ原産のハーブであり、ルイボスティーはもちろんノンカフェイン。そのため妊婦さんやカフェインを気にする方からも高い支持を得ています。
またルイボスティーには抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病防止にも役立ちます。
なかにはミルクティーにおすすめのものまであるため、いろいろ探してみるのも楽しいのではないでしょうか。
ごぼう茶
ごぼう茶もダイエットに効果的です。ごぼうは食物繊維のかたまりであり、食物繊維はダイエット効果をかなり促進します。お通じも良くなるため便秘解消にもなり、ダイエットだけではなく代謝アップ、さらに肌荒れにも効果的です。
「野菜が苦手だから、ごぼう茶は手が出しにくい…」「おいしくなさそう」と思う方もいるかもしれませんが、種類によってはまるでスープのように飲みやすいものもあります。
苦手意識のある方でも、まずは食事の際、薄めに出して飲んでみることからはじめてみてはいかがでしょうか。
プーアル茶
「痩せるお茶といえば!」というほど支持されているプーアル茶。中国のお茶であり、脂肪燃焼を助けるような成分が多く含まれているのが特徴です。
さらに揚げ物などの脂っこい食事を食べるときに同時にプーアル茶を飲むと、脂肪の吸収を抑えてくれます。
味に癖があるものとないものがあり、種類によって様々です。飲み比べをしてみても良いのではないでしょうか。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
女性に人気の「たんぽぽ茶」。名前がわかりにくいのですが、実は「たんぽぽ茶」と「たんぽぽコーヒー」は同じものです。
基本的に「たんぽぽ茶」とは、たんぽぽの根を焙煎したもの。種類によっては葉や茎が入っていたり、他のお茶とブレンドされていたりすることもあります。乾燥や焙煎の過程によって、お茶のような味わいになったり、コーヒーのような味わいになったりするため、このような呼ばれ方をしています。
コーヒーのような味わいといってもかなりあっさりしていて、お湯で薄めたインスタントコーヒーのような風味が特徴です。
たんぽぽ茶は冷え性やむくみ、便秘を改善するため、ダイエットに効果的なお茶として知られています。そのほか不妊の改善やホルモンバランスを整える効果、さらに母乳の出を良くするなど、女性にとって嬉しい事だらけです。
ジャスミンティー
実はジャスミンティーも痩せるお茶として注目を集めています。ジャスミンティーには「タンニン」と「カフェイン」が含まれているため、ダイエットに役立ちます。
「タンニン」は脂肪の吸収をおさえるため、体内へ脂肪が蓄積していくのを防ぐことができます。さらに「カフェイン」は脂肪を分解し、燃焼を促す効果があります。そのため脂質の多い食事を摂るときにジャスミンティーを一緒に飲むと、脂肪を分解し、吸収をおさえてくれる役割をします。
また、カフェインには利尿作用と血行促進の作用があるため、むくみ防止にもおすすめです。
カフェインが気になる方はノンカフェインのジャスミンティーをおすすめしますが、特に気にならないという方で、よりダイエット効果を高めたいという方であれば、カフェインの入ったものをおすすめします。
ただしカフェインは摂りすぎると、中毒症状を起こしてしまったり、夜眠れなくなってしまったりとデメリットもあるため、くれぐれも摂りすぎには注意しましょう。
そのほかジャスミンティーには、リラックス効果や美肌効果などさまざまな効果があるとされています。ジャスミンには臓器の働きを良くし、精神を安定させる作用があります。
黒豆茶
黒豆茶には食物繊維やオリゴ糖が多く含まれていて、便秘解消に役立ちます。さらにデトックス効果も期待できるため、腸内の老廃物を排出してくれる役割もあります。そのほかミネラルでお腹が温まったり、利尿作用があるためむくみ防止にも繋がります。お食事と合わせて飲むことをおすすめします。
黒豆茶は、お店でも人気商品のひとつです。
種類によっては抹茶と一緒にブレンドされていたりなど、飲みやすい商品もたくさんありますので、日常で飲む毎日のお茶としてもおすすめです。
黒烏龍茶
黒烏龍茶も、痩せるお茶としてよく挙げられています。ペットボトルで売っているのをよく見かけることがあるかと思いますが、より効果を実感したい方はホットで煮出して飲むことをおすすめします。脂肪の吸収をおさえる働きがあるため、食事と一緒に、特に油ものが入った食事のときはおすすめです。
マテ茶
こちらもペットボトルなどでよく見かける「マテ茶」ですが、実は健康に良いのはもちろんのこと、ダイエットにも効果的です。
マテ茶は「飲むサラダ」と言われているほど栄養価の高い飲み物であり、ダイエット効果を促進するミネラルや食物繊維が多く含まれています。体の内側から余分なものを排出してくれるため、溜め込まない痩せやすい体作りをサポートしてくれます。
まとめ
以上が、お茶専門店で働く私がおすすめする、ダイエットに効果的なお茶紹介でした!
お茶とひとことで言ってもさまざまな種類がありますが、こんなにも痩せやすいお茶があるということで、毎日の食事に取り入れたいところです。
カフェインが含まれるものは特に要注意です!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。