離乳食初期(5〜6か月頃)の不安解消!保育士ママが進め方&コツを伝授!

初めての子育て。お風呂や排泄、食事など全てが不安に感じてしまいますよね。特に離乳食は赤ちゃんが初めて食べ物を口にするので、調理方法やアレルギーなどが心配です。

でも大丈夫!コツやポイントをしっかりと理解しておけば、不安なくスムーズに離乳食を進める事ができます。

保育士として0歳児の離乳食を何年も担当し、我が子の子育てもしてきた保育士ママが、離乳食のポイントを伝授し、不安を解消します。

 

赤ちゃんの離乳食の目的と大切さ

まずはなぜ離乳食が必要なのか、その意味や目的を理解する事が大切です!

 

しっかりと栄養を補うため

赤ちゃんは生まれてから、ママの母乳やミルクを飲んで育ってきました。しかし、少しずつ体が大きくなるにつれて、母乳やミルクの栄養だけでは足りなくなってくるのです。

 

4ヶ月や5ヶ月頃になると、寝返りをするようになりますよね。また足をバタバタ動かしたり、おもちゃを手に持って遊んだりと様々な動きができるようになります。

 

このように活動量もどんどん増えてくるので、食べ物からの栄養補給が必要不可欠なのです。

 

「食べる」事を知るため

私たち大人は当たり前のように食べ物を食べていますが、赤ちゃんはその「食べる」という行為がわかりません。離乳食を進めていく事で、「食べ物を食べる」ということを赤ちゃんは学習していくのです。

 

決まった時間に食事をすることで生活リズムも整い食生活の基礎が形成されます!

 

体の発達を促すため

赤ちゃんの体はまだまだ未熟です。母乳やミルクを飲んでいる時期は、消化機能も強くはありません。しかし成長と共に唾液や消化液の分泌が促進されてくるので、このタイミングで離乳食を始めると消化機能の発達が促進されるのです。

 

また離乳食を通して食べ物の味や匂い、食感などを感じる事で、味覚や嗅覚など五感が刺激されます。この五感が刺激される事で脳の発達も促されるなど、精神的な発達にも大きな影響を与えるのです。

 

離乳食を適切な時期に始めないと、幼児期になって咀しゃくができなかったり食事の摂取が困難になったりと問題が生じてしまうのです。

 

食べ物の味や大切さを知るため

赤ちゃんはこれまで、母乳やミルクの味しか知りませんでした。離乳食を開始し食べ物を口にすると、初めての味にきっとビックリする事でしょう。

 

食事は生きていくために大切な事であり、その食べ物を味わって美味しく食べる事が重要です。食べ物に興味を持ち美味しい食事を楽しむ事で心身の成長発達に大きな影響を与えてくれます。

 

大人も、美味しい食べ物を食べると心が満たされますよね。赤ちゃんも同様に、美味しい食事が成長には欠かせません!

 

離乳食はいつから?どう進める?

では実際に、どのように離乳食を進めていけば良いのでしょうか。そのポイントをご紹介します!

 

生後5、6か月が目安

生後5、6か月になると歯が生えてきたり、ミルクや母乳をたっぷりと飲めるようになってきます。また運動量が増加したり体が大きくなってくるので、栄養が不足しがちです。そのため、離乳食はこの時期の開始が厚生労働省の指針で推奨されています。

 

    1. 歯がチラッと見えてきた!
    1. 最近よく動く!
    1. 体が大きくなった!

と感じたら、離乳食の準備を始めましょう。

 

食べ物に興味を持ち始めたら

生後5ヶ月前後になると少し視界も広がって、身の回りのあらゆるものに興味を持ち始めます。パパママの姿を目で追ったりもできるようになってきますね。このように赤ちゃんは大人の姿をよく見るようになります

 

パパママが食事をしている姿をじっと見つめるようになったタイミングを、離乳食開始の目安にするのもおすすめです。食べている姿をじっと見続け、よだれを垂らし始めたら離乳食のサインと思って良いでしょう。

 

赤ちゃんは消化機能が未熟なので、いきなり味付けをした食べ物や固形物をあげてはいけません。必ず最初はお粥の上澄みから始めてくださいね!

 

遅くても1歳頃までに

離乳食は、絶対にこの時期に始めるという決まりはありません。しかし、早すぎても遅すぎても赤ちゃんの体に悪影響を与えてしまうのです。赤ちゃんの成長発達の状態やスピードは一人ひとり違うので、個々の状態を把握して適切な時期を見極めてあげましょう。

 

早すぎると未熟な体への負担が大きく遅すぎるとその後の咀しゃくや消化機能に悪影響を与えてしまうのです。遅くても、1歳までには離乳食を始めてくださいね!

 

成長に合わせて段階を

離乳食には段階があります。

初期→中期→後期→完了期

と、赤ちゃんの成長に合わせて順を追って進めていく事が基本です。いきなり形のあるものを食べさせてしまうと、消化不良だけでなく窒息の危険性も出てきます。

 

離乳食中期から後期くらいまでは、歯茎で潰せるくらいの柔らかさが良いでしょう。初期はペースト状が基本です。きちんと段階を追って進めていく事で、赤ちゃんは咀しゃくや消化機能を発達させていけるのです。

 

離乳食初期のポイントは?

初めてで不安いっぱいの離乳食初期。この初期でのポイントをご紹介します!

 

アレルギーに配慮して!

世の中にある食物には、アレルギー症状を引き起こすものがいくつかあります。またその症状は人それぞれで、軽度な状態から重篤な状態まで様々です。アレルギーの有無は血液検査で調べる事ができますが、ほとんどの赤ちゃんがその有無を調べていないでしょう。

 

離乳食初期は、アレルギー症状が強く出やすい食べ物は避ける必要があります。

・離乳食開始〜1週間 お粥の上澄み

・1週間後〜     つぶし粥+すりおろし野菜

・2週間後〜     つぶし粥+すりおろし野菜+つぶした豆腐や白身魚

このように様子を見ながら食材を増やしていきます。またアレルギー症状の出にくい食材を選ぶ事も大切です。

 

無理に食べさせない!

離乳食を始めて最初の1週間は、お粥の上澄み1口〜3口程度です。この少量であっても、赤ちゃんはまだまだ上手に食べる事ができません。ほとんどベェ〜っと口から出てしまうでしょう。

 

だからと言って、無理に食べさせる必要はありません。離乳食初期は、食べる事に慣れたり味を知る段階です。絶対に完食させようとは思わず、口に入れただけでも褒めてあげましょう!

 

美味しいね!」「上手に食べられたね!」とたくさん声をかけてあげてくださいね!

 

飲み込みやすい状態に!

赤ちゃんは母乳やミルクを自分で吸って飲む事は得意ですが、食べ物を口に入れて飲み込む事はまだ上手くできません。最初は食べ物の味を知ったり飲み込む事が目的です。

 

食べ物はペースト状にして、飲み込みやすくしてあげましょう。お粥や魚はよくつぶし、野菜はすりおろしておくと良いですね!飲み込みにくそうにしていたら煮詰める時間を増やすなど、赤ちゃんが食べている様子をよく観察する事も大切です。

 

食べ物に興味を持ってもらう!

食物から栄養を摂取する事は大切な事ですが、何より赤ちゃんが食事そのものに興味持ってくれる事が重要です。食事に興味を持って食べ物を好きになれば、自ら食べたいという意欲が湧きます。積極的に何でも食べてしっかりと栄養を取り入れる事ができますね。

 

味の濃い食べ物や塩分過多は体に悪影響です。素材そのものの味や出汁の味に慣れさせてあげるのがおすすめです!

 

あったら便利な離乳食グッズ

毎日時間をかけて離乳食を作るのは大変ですよね。そんな時に、あったら嬉しい便利グッズをご紹介します!

 

調理グッズ

初めての離乳食作りはあれこれ悩んだりと、時間がかかってしまうかもしれません。野菜をすり潰したり長時間煮込んだりと手間が必要です。そんな調理を楽にしてくれる便利なグッズを活用して、子どもとのスキンシップ時間を増やしましょう!

 

国産野菜パウダーセット

【参考価格】2,100円

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離乳食初期から使える無添加の野菜パウダー!

 

着色料や甘味料、アレルゲンなどが一切含まれていません。添加物を気にしているパパママでも安心して使えます。味付けをしていないので、野菜そのものの味を赤ちゃんに教えてあげる事が可能です。混ぜるだけなので、離乳食の調理がとっても簡単になります!

 

おすすめポイント!
パウダー状なので、粥やスープに混ぜたりと万能に使えます。離乳食中期以降にはハンバーグやパンケーキに混ぜたりとアレンジ自在です!

 

離乳食ナビゲート調理セット

【参考価格】3,124円

rakuten.co.jp

【送料無料】ベビーレーベル 離乳食ナビゲート調理セットC babylabel

 

このセットで、調理から加熱まで全てができる!

 

ベビーグッズ専門ブランドの「Combi」が販売している離乳食調理セットです。電子レンジや食洗機に対応しているので、とても便利に使えます。また離乳食完了期まで対応しているので、長く使えるグッズです。

 

裏ごし」「すりつぶし」「すり下ろし」「角切り」などがこれ1つでできてしまいます。レシピが付属しているので、初めての離乳食作りにはピッタリのグッズです。

 

おすすめポイント!
裏ごしやすり下ろしをした食材をそのままレンジで加熱できるので、洗い物が少なくて済みます。またコンパクトに収納できるのも嬉しいですね!

 

わけわけフリージングブロックトレー

【参考価格】391円

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作った離乳食を冷凍しておける便利グッズ!

 

これは、離乳食を小分けにして冷凍保存しておけるトレーです。蓋がついているので、衛生的に保存する事ができます。また取り出しやすく設計されているので、製氷皿から氷を取り出す時のような力が必要ありません。

 

おすすめポイント!
離乳食を多めに作って冷凍保存しておけば、時間がない時でも解凍するだけで便利です。サイズが3種類あるので、成長や食べる量に合わせて使い分けるのがおすすめ!

 

BRUNO マルチスティックブレンダー

【参考価格】6,600円

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固いものも無理なく砕くブレンダーで調理の時短が可能に!

 

お粥やお豆腐のすり潰しは簡単にできてしまいますが、人参やジャガイモは力が必要です。時間がかかったり手が痛くなってしまう事もあるでしょう。このブレンダーは氷も無理なく砕ける力があるので、野菜やお肉なども簡単に細かくできます。調理時間が大幅に短縮できるので、忙しいパパママにおすすめです。

 

おすすめポイント!
ブレンダーは離乳食の調理だけではありません。スムージーを作ったりハンバーグのタネを作ったりと、普段の食生活のあらゆる場面で活躍してくれる事間違いナシ!

 

お食事グッズ

赤ちゃんが食事に興味を持って美味しく食べてくれるようになるには、環境の整備も大切です。また最近は便利な食事グッズもたくさんあるので、これらを活用して初めての離乳食を無理なく楽しく進めていきましょう!

 

離乳食フィーダー おしゃぶり型離乳食器

【参考価格】1,590円

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自分で食べる力が芽生えるグッズ!

 

これは果物や野菜などを入れて、赤ちゃんが自分で食べ物を吸い出します。赤ちゃんは初めての離乳食で、味ではなくスプーンを口に入れることに抵抗感を持っている事がしばしばあります。いつものミルクや母乳と同じ要領なので、食べ物の味を知ってもらうという目的にはピッタリではないでしょうか。

 

おすすめポイント!
離乳食を嫌がったり食べなかった時などに、お助けアイテムとして活用するのがおすすめです!

 

ドクターベッタ ディナーローブ

【参考価格】4,400円

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【即納!レターパック発送】ベッタ ディナーローブ【Betta】お食事エプロン 全身カバー エプロン ビブ スタイ よだれかけ

 

全身守ってくれるエプロンで、赤ちゃんの敏感な肌を守る!

 

赤ちゃんは様々な物事に興味津々なので、あれもこれも触ろうとしますよね。離乳食の時にお皿を触ってひっくり返し、全身が汚れてしまったなんて事も珍しくはありません。赤ちゃんのお肌は敏感なので、食べ物が長時間付着すると荒れてしまう可能性が高まります。このエプロンであれば全身を守ってくれるので、万が一の時でも安心です。

 

おすすめポイント!
すっぽりと被るタイプで首元は伸縮性のあるリブニット。首元に汚れが溜まりやすく荒れやすい赤ちゃんにピッタリです!

 

 

OXO Tot オクソートット フィーディングスプーン

【参考価格】880円

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oxo tot オクソートット ケース付フィーディングスプーン

 

離乳食初期の赤ちゃんに優しいスプーン!

 

このスプーンはシリコンでできているので、まだ歯がほとんど生えていない赤ちゃんの口に優しく安全です。またスプーンが浅めに作られているので、赤ちゃんの口に入る適切な量の食べ物を取る事ができます。

 

優しい素材なので、赤ちゃんの口についた食べ物を拭いとるのにも適しています。

 

おすすめポイント!
スプーンの柄にカーブがついているので、初めての離乳食でも食べさせやすく安心!

まとめ

初めての離乳食は、何を準備したら良いのかどう進めていくべきかなど不安や悩みが尽きませんよね。離乳食初期は、「食べることに慣れる」ということが1番大切なのではないでしょうか。

アレルギーなどもあるので、無理にあれもこれも食べさせようとはせず、

    1. 野菜
    1. 豆腐
    1. 白身魚

をメインにあげると良いですね!

また固さや大きさなど食べ物の状態にも気をつけてあげてください!初期の基本はペースト状で、飲み込みやすい状態がベストです。

親子で食事を楽しみながら、離乳食を進めていきましょう!

 

 

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