
はじめに

ROMAN ODINTSOVによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5847091/
バレンタインデーやホワイトデーなど、お菓子作りがますます楽しくなる季節がやってきました。
基本の道具はそろったけれど、「もうちょっと作業をラクにしたいな」「もっときれいに仕上げられたら…」と思う瞬間、ありませんか?
今回は、そんな“もう一歩ステップアップしたい”方にぴったりの、あるとぐっと便利なプラスアルファのアイテムを集めました。
小さな工夫で作業がスムーズになったり、仕上がりが見違えたり…お菓子作りがもっと楽しくなる道具ばかりです。
あなたのお菓子作りをワンランクアップしてくれるおすすめアイテムを見つけてみませんか?
基本の道具のおさらい

PNW Productionによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/8251826/
お菓子作りは、特別な道具がなくても十分楽しめます。まずは、定番の道具たちのおさらいから。
それぞれの役割や選ぶときのポイントを知っておくと、作業がぐっとスムーズになります。
◆ ボウル
- 生地づくりや混ぜ合わせの中心となる道具
- ステンレス製は丈夫で扱いやすく、耐熱ガラス製はレンジでも使える
- 作業によって大・中・小とサイズ違いがあると便利
ボウルは、中~大サイズは直径18~23cm、小サイズは直径13cm程度が大きさの目安です。
◆ 泡立て器
- 卵と牛乳を乳化させたり、生クリームをふわふわにする必需品
- ワイヤーが細かく多いタイプは空気を含ませやすく、軽い仕上がりに
- 持ちやすさや重さもチェックしておくと疲れにくい
粘度が高い生地を混ぜるときは、ワイヤーの本数が多すぎない方が生地が中に溜まりにくく使いやすいです。
◆ ハンドミキサー
- 泡立てや撹拌を素早く均一にしてくれる電動の泡立て器
- スピード調整が細かくできるものが使いやすい
- ボウルの底に当てすぎず、軽く動かすと均一な泡立ちに
手で泡立てるより短時間できめ細かく泡立てられます。メレンゲ作りには必須のアイテムです。
◆ 粉ふるい・ざる
- 小麦粉やココアパウダーのダマを防ぎ、ふんわりとした食感に
- 細かい目のものを選ぶと、よりきれいに仕上がる
- 少量ならスプーンでトントン、多めなら揺らしながらふるうと均一に
粉類をふるう他、材料の汁気を切る、茶葉などを濾す、材料を裏ごしするなどにも使えます。
◆ ゴムべら・木べら
- 空気を含ませないために“切るように混ぜる”ときや、気泡を潰さないように混ぜるときに便利
- 高温の材料を混ぜるときは耐熱性のシリコンべらがおすすめ
- 木べらは粉の多い生地を混ぜるときや、力を入れて混ぜたい場面に向いている
このほか、生地をまとめたり切ったりできる「カード」もあると便利です。
◆ ベーキングシート
- 天板への張りつきを防ぎ、焼き上がりをきれいに仕上げる
- 滑りにくさや厚みなど、用途に合わせて選ぶと使いやすい
- 型に敷くときは角を折り込むとフィットしやすい
生地をのばすときにベーキングシートで挟むと、めん棒に張り付かず、表面もきれいに仕上がります。
◆ めん棒
- クッキー生地やタルト生地を均一に伸ばす道具
- 木製は手触りがよく、樹脂製は生地がつきにくい
- 転がし方で厚さをコントロールしやすい
めん棒は、長さ45cm程度の物が扱いやすいです。
◆ 計量スプーン・計量カップ
- お菓子作りの「正確さ」を支える重要アイテム
- スプーンはすり切り、カップは水平に置いて読むのが基本
- 計量が正確だと仕上がりの安定感が段違いに
計量スプーンは大さじ1/2、小さじ1/4、小さじ1/8など、細かく計量できるタイプだと便利です。計量カップは耐熱ガラス製なら温かい材料も扱うことができます。
お菓子作りのよくある困りごと

Ron Lach による写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/8178905/
◆ クッキーがサックリ仕上がらない
原因
- 焼き上がったあと、ケーキクーラーに乗せずに天板のまま冷ますと、蒸気がこもってしまう。
- 生地の水分が抜け切らず、しっとりしすぎてしまう。
解決策
- 焼き上がったらすぐにケーキクーラーへ移して、底からしっかり水分を逃がす。
- 底面に空気が通ると、食感が見違えるように軽くなる。
おすすめアイテム
- ケーキクーラー(ワイヤーラックタイプ)
編み目が細かい物を選ぶと、小さなクッキーもすき間に落ちてしまうことが無いためおすすめです。
◆ 塩やスパイスを入れすぎてしまう
原因
- 少量だけ入れたいのに、1g単位でしか量れないスケールを使っている。
- レシピの「ひとつまみ」「少々」を勘で入れてしまい誤差が大きくなる。
解決策
- 少量の材料は、0.1g単位で量れるスケールを使う。
- スケールと計量スプーンを併用すると、味のブレが出にくい。
おすすめアイテム
- 0.1g単位で量れるスケール
- 細かいメモリの計量スプーン
計量できる最小単位が小さいほど、少量でも正確に計ることができます。
◆ クッキーの焼きムラが出てしまう
原因
- 生地を均一な厚さに伸ばせておらず、薄い部分だけ早く焼けてしまう。
- めん棒の転がし方が安定しておらず、中心と端で厚みが変わりがち。
解決策
- アクリルルーラー(厚みを揃える棒)を両端に置いて、めん棒をその上で転がす。
- 同じ厚みになると焼き色が揃い、仕上がりがきれいに。
おすすめアイテム
- アクリルルーラー
3mm・4mm・5mmなど数種類の厚みのものを用意しておくと便利です。
◆ 生地がベタついて扱いづらい
原因
- 室温が高く、バターが溶けて生地がダレてしまっている。
- 手の温度が伝わり、生地が柔らかくなりすぎる。
解決策
- 生地を扱う途中で一度冷蔵庫に入れ、少し固めてから作業する。
- ベーキングシートで挟んで伸ばすと、手の温度が伝わりにくい。
おすすめアイテム
- ベーキングシート
- 冷蔵庫に入れやすいバット
生地を一度に焼けないときなども、バットにのせて冷蔵庫で保管することで次に焼くときに裏面まできれいに仕上がります。
◆ 焼き菓子が焦げやすい or なかなか火が通らない
原因
- オーブンの温度がレシピと微妙に違う。
- 焼き始めの庫内温度が安定していない。
解決策
- 庫内温度を正確に測るために、オーブン用温度計を使う。
- 予熱はしっかり行い、入れるタイミングを一定にする。
おすすめアイテム
- オーブン用温度計
オーブンの設定温度と実際の庫内の温度では差があることが多いです。扉を開けるだけでも温度は下がってしまいます。オーブン用温度計を使うことでレシピの温度に近づけることができますよ。
こんなふうに、ちょっとしたつまずきや不便も、原因が分かればぐっと作りやすくなります。
ここからは、さらにお菓子作りを快適にしてくれる“プラスアルファ”の便利アイテムをご紹介していきます。
お菓子作り便利アイテム10選
cotta シルパン(240×360)

クッキーの表面がボコボコしたり、底がふわっと浮いてしまったり……そんな小さなストレスを解消してくれるのが、メッシュ状の焼き上げシート「シルパン」です。網目から余分な油脂や水分がほどよく抜けるため、クッキーはサクサク、裏面も均一でなめらか。アイシングクッキーづくりにもぴったりの仕上がりになります。さらに、タルト生地やパイ、クロワッサンなど、軽い食感にしたい生地にも相性抜群。冷凍にも使えるので下準備にも便利です。一度使うと、焼き上がりの美しさと扱いやすさに手放せなくなるアイテムです。
【ポスト配送便対応 送料無料】cotta シルパット(240×360)

オーブンシートは使い捨てが主流ですが、繰り返し使えるシルパットならコスト面も安心。グラスファイバーにシリコンコーティングを施したプロ仕様で、流動性のあるマカロンやダックワーズの生地にも最適です。下火の当たりがやさしく、ひび割れしにくいため、焼き色も仕上がりも美しく整います。天板にしっかりフィットするので、生地を絞ってもシートがめくれる心配がありません。バターたっぷりの生地やべたつきやすいパン生地も、こびりつかずきれいにはがれます。捏ね・成型・焼成はもちろん、チョコレートやアメ細工の作業マットとしても活躍する万能アイテムです。
富澤商店(TOMIZ) アクリルルーラー 2本1組 (製菓用ルーラー/製菓用/クッキー/アクリル製)

クッキーやタルト生地作りで「厚さがバラバラになって焼きムラが出てしまう…」という悩みを解消してくれるのが、アクリルルーラーです。左右に同じ厚さのルーラーを置いてめん棒を転がすだけで、生地がそれ以上薄くならず、狙った厚さにぴたりと揃います。厚さが均一になることで焼き色もそろい、生焼けや焼きムラを防げるのも嬉しいポイント。サイズは 3mm・5mm・10mm の展開です。約3mmはサクッと軽い食感で、アイシングクッキーや型抜きクッキーにおすすめ。約5mmは少し厚めで、ほろっとした食感とバター感を楽しめる仕上がりに。10mmは厚焼き・しっとり系向き。クッキーというよりスコーンやガレットブルトンヌなどの焼き菓子寄りです。お好みの食感で選んでみてください。
※現在10mmは在庫切れですが、レシピ本でもよく使われる 3mm・5mm は在庫があります。
スライサー用補助具 2個セット ケーキスライサー スライス スポンジケーキ カット 便利アイテム キッチン 製菓 クッキング かわいい シンプル

ケーキ作りの時、スポンジを「まっすぐ、同じ厚さに切りたい!」という場面で活躍するのが、このケーキスライス補助具です。上部の突起を押してナイフをセットし、指を離すだけでしっかり固定される仕組みなので、初心者さんでも安定したカットができます。左右からナイフを支えるように使うことで、斜めになりやすいスポンジもきれいにスライス。手で厚さを測る必要がなく、同じ高さの層が揃うため、デコレーションもしやすくなります。使い方は簡単で、パンのカットにも便利。ケーキ作りの仕上がりがぐっと整う、あると安心なサポートアイテムです。
パウンドケーキ敷紙サイズ3種類(大・中・小)30枚入り

パウンドケーキ作りのちょっとした手間を減らしてくれるのが、このパウンド型専用のカット済み敷紙です。サイズは(大)80×245×H60mm、(中)80×210×H60mm、(小)80×175×H60mm の3種類で、一般的なパウンド型にぴったりフィットします。自分でオーブンシートを測って切る必要がなく、そのままサッと敷けるのが嬉しいポイントです。素材は耐油・耐水性に優れたグラシン紙。生地がべたつかず、焼き上がり後もスムーズにはがせるため初心者さんでも扱いやすいアイテムです。準備の時間を短縮しつつ、焼き上がりの見た目もきれいに整えてくれます。
野田琺瑯(Nodahoro) バット ホーロー 耐熱 21枚取 24.2×19.6×3.5cm トレー 料理 日本製 ホワイト VA-21W

下ごしらえから焼き菓子作りまで、幅広く活躍してくれるのが琺瑯製のバットです。熱伝導がよく耐熱性にも優れているため、プリンの蒸し焼きや、チーズケーキ・ブラウニーをそのまま焼く型としても使えます。酸や塩分に強く、においや汚れがつきにくいのも琺瑯ならではの魅力。表面はガラス質なので洗いやすく、清潔に保ちやすいのも嬉しいポイントです。冷却性も高く、粗熱取りや保存にも便利。サイズ違いでそろえても入れ子にでき、毎日のお菓子作りに頼れる存在です。
HARIO(ハリオ) メジャーカップ ワイド 耐熱ガラス 取っ手付 マルチ 500ml 日本製 CMJW-500

毎日のお菓子作りに気軽に使える、安心感のある耐熱ガラス製の計量カップ。上からのぞいたときに見やすい内側メモリ付きで、計量時の目線に合わせてはっきり読めるのが特長です。液体用は赤、粉もの用は黒と、用途に合わせて色分けされたメモリで計量もスムーズ。砂糖や小麦粉の目安量が書かれているのも、ちょっと嬉しいポイントです。取っ手付きで持ちやすく、熱湯・電子レンジ・食洗機にも対応。ゼリー液など温かい材料をそのまま注げる、使い勝手の良いアイテムです。
タニタ クッキングスケール キッチン はかり キッチンはかり スケール KJ-304 計量器 秤 料理 デジタル 最大計量 3kg 0.1g 0.1g単位 微量 ml 微量モード HOLDモード フリマ おしゃれ かわいい コンパクト 計り 測り 量り 収納ケース パン作り TANITA

計量のストレスをぐっと減らしてくれる、使いやすさにこだわったキッチンスケール。電源を入れるとすぐにゼロ表示になり、材料を入れると数字が素早くピタッと止まるので、入れすぎを防ぎながら正確に量れます。0.1g単位で計れる微量モードは、塩やイーストなど少量の計量にぴったり。水や牛乳をそのまま量れるmLモードもあり、計量カップいらずなのも嬉しいポイントです。大きなボウルを置いても安定し、表示を固定できる機能付き。毎回の計量がスムーズになり、お菓子作りの失敗を防いでくれる頼れるアイテムです。
dretec(ドリテック) O-604WT サッとはかれる温度計 | ドリテック 放射温度計 非接触温度計 ホワイト サッとはかれる温度計 非接触 温度計 クッキング温度計 料理用 触れずにはかれる 揚げ物 油 お菓子作り デジタル 測定速度

測定レバーを引くだけで、約0.5秒で温度がわかる放射温度計。対象物に触れずに測定できるので、油はねや蒸気を避けながら安全に使えます。−30〜400℃まで対応し、揚げ物の油温管理からパン作り、チョコレートのテンパリングまで幅広く活躍。バックライト付きで暗いキッチンでも表示が見やすく、電池残量がひと目でわかるのも便利なポイントです。直接触れないため衛生的で、お手入れも簡単。温度管理が仕上がりを左右するお菓子作りに心強いアイテムです。
オーブン 温度計 オーブンメータ(オーブン用温度計) 1726-20 佐藤計量器/SATO

オーブンの中に入れて、扉の窓から庫内温度を確認できるオーブン料理専用の温度計。目盛範囲は0〜300℃で、設定温度と実際の庫内温度のズレを把握できます。電源不要のシンプル設計なので、手軽に使えてエコなのも嬉しいポイント。パンやお菓子、ロースト料理など、温度管理が仕上がりを左右する調理におすすめです。正確な温度を知ることで、焼きムラや失敗を防ぎ、安定した仕上がりをサポートしてくれます。
いかがでしたか?

Meraki Photosによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5379493/
今回は、普段のお菓子作りにちょっとだけプラスして、仕上がりをワンランクアップさせてくれるアイテムをご紹介しました。
道具を少し見直すだけで、作業がスムーズになったり、失敗が減ったりと、いつものレシピがぐっと作りやすくなります。
無理にそろえる必要はありませんが、「ここがちょっと不便かも」と感じたところから取り入れてみるのもおすすめです。
お気に入りの道具と一緒に、毎日のお菓子作りをもっと楽しく、心地よい時間にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。