恋愛小説を読むと「こんな恋愛してみたい!」「キュンとした」などなんともいえない気持ちになりますよね。そこで今回は思わずキュンとする10代におすすめの恋愛小説を紹介します。
恋愛小説の魅力とは?
恋愛小説ってハマる人はどんどん読みこんでしまいますよね。普段からあまり読まない人でも「たまには恋愛小説を読みたいな」と思うことも。恋愛小説の魅力に迫っていきます。
青春を味わえる
10代は思う存分青春を謳歌できる年代!同じクラスの男子にキュンとしたり、姿を見れるだけでドキドキしたり、すでに恋愛を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?自分の恋愛はもちろん、友達の恋愛話や恋愛小説にも心が温まることも。
本を片手に思わずキュンとしてしまいますね。
理想の恋愛ができる
例えば部活の先輩との恋愛や、学校の先生との禁断の恋など実際には、難しい恋愛が小説に描かれていることがあります。理想の恋愛を現実にするのは難しいですから、小説内で理想の恋愛を楽しめます。
恋愛がしたくなる
恋愛小説を読むと、ハッピーエンドではなくても「あぁ恋愛したいな」と思えます。「こんな風にドキドキしたい」「この2人の関係性が好き」と感じ、恋愛のモチベーションを上げる方に読む人も多いようです。
絶対に読むべき10代におすすめ恋愛小説15選!
それでは絶対に読むべき10代におすすめの恋愛小説を紹介します。恋愛小説購入時の参考にしてください。
君の膵臓を食べたい
引用:Rakuten.jp
価格:¥733
著者:住野よる
どんな話?
ある日“僕”は病院で『共病文庫』を拾う。持ち主はクラスの人気者でもある“桜良”のだった。この日を境に2人の関係はグッと縮まり、友達でもない、恋人でもない特別な関係に。余命わずかな桜良と“僕”の2人の日常を描いたストーリー。衝撃の結末と『共病文庫』に書かれた言葉に涙すること間違いなし。
実写化もされている作品です。映画版も小説も両方見ましたが、どちらも泣いてしまう感動的な物語でした。恋愛感情とは別の2人の関係性を示すやりとりがとても好きです。
盲目的な恋と友情
引用:Rakuten.jp
価格:¥649
著者:辻村深月
どんな話?
今まで恋愛をしてこなかった、お嬢様が恋愛に溺れてしまうラブストーリー。 “恋は盲目”という言葉がぴったり合うほど恋愛にのめりこんでしまう。どんなに悲しく、辛い出来事があっても彼しか愛せない…。愛という名の狂気がもたらす結末とは…?ミステリー要素も含んだ恋愛小説です。
初めて恋愛をした感覚ととても似ています。できるだけ一緒にいたいし、彼の力になってあげたい。そんな気持ちがいつしか“愛”という名の恐ろしいものに変わっていくのです。
天使の卵
引用:Rakuten.jp
価格:¥429
著者:村山由佳
どんな話?
19歳の“僕”は9歳年上の精神科医の女性に一目ぼれしてしまう。しかし“僕”には夏姫というガールフレンドがいた。彼女に後ろめたい気持ちを持ちながらも、“僕”はどんどん女性に惹かれてしまう…。止められない思いの行方は?夏姫との関係は?
最後の衝撃の結末に涙した作品です。筆者は泣きたいときにこの本を読みます。純粋に人を思う気持ちが鮮明に描写されています。純粋に人を好きになること、そして大切に思う“僕”の誠実な姿に心打たれます。
天使の梯子
引用:Rakuten.jp
価格:¥704
著者:村山由佳
どんな話?
ある日バイト先で懐かしい声を耳にする慎一。その声の主は高校時代に思いを寄せていた夏姫先生だった。運命のような再会を遂げ2人の関係は一気に距離を縮める。しかし夏姫は慎一に見せない心があった…。彼女の心の中に潜む“特別な男”の存在とは?過去に何があったのか?天使の卵続編・夏姫の恋物語を描いた作品です。
夏姫と“特別な男”と言われる2人の絆の強さを感じるだけではなく、嫉妬してしまう慎一のもどかしい気持ちも同時に共感します。前作で夏姫が抱えていた想いを何とかしようという慎一の純粋な心に「恋愛っていいな」と思いました。
ノルウェイの森
引用:Amazon.jp
価格:¥1,364
著者:村上春樹
どんな話?
日本を代表する作家・村上春樹ワールドが全開の作品。『僕』『直子』『ワタナベ』の3人で構成されるラブストーリーは、一喜一憂するというよりも静かに心を運んでくれる。『直子』が抱えていた想いとは?
10代の恋愛って些細なことにドキドキしたり、悲しくなったりと感情表現が大きいと思いますが、本作品は大人のような恋愛物語。程よい2人の距離感や落ち着いた空気感を味わうことができます。読んでいくうちに村上ワールドに引き込まれてしまい、静かに涙を流す作品です。
レインツリーの国
引用:Rakuten.jp
価格:¥520
著者:有村浩
どんな話?
1冊の本をきっかけにメールのやりとりが始まる。伸行は忘れられない小説の感想を検索すると“レインツリーの国”というブログに行きつく。管理人のひとみにメールを送り2人の関係はスタートした。ネット上での関係から、やがて「会いたい」という気持ちが強くなっていく。しかしひとみには会えない理由が…。不器用かつ純粋なラブストーリーが描かれています。
陽だまりの彼女
引用:Rakuten.jp
価格:¥649
著者:越谷オサム
どんな話?
10年前いじめられっ子だった幼馴染の彼女と再会すると、見事なモテ女子に大変身!しかし彼女には秘密があった。「こんな恋愛したい」「このシチュエーション憧れる!」といった王道ラブストーリー。
イニシエーション・ラブ
引用:Rakuten.jp
価格:¥693
著者:乾くるみ
どんな話?
二度読みたくなる作品。代打で呼ばれた合コンの席で“マユ”と出会う。やがて恋に落ち2人は恋人関係に発展する。一見普通の10代の若者恋愛を描いたラブストーリーだが、最後の2行目にはとんでもないどんでん返しが!最後まで読むと絶対に2度読みたくなるミステリーラブストーリー。
最初は何気ない恋愛小説だなと思って読んでいたので、あまり面白味は感じませんでした。しかし最後の2行目を読んで待ち受けていた結末に驚き再読しました。乾くるみ最高傑作のミステリー作品といってもいいでしょう。
君は月夜に光り輝く
引用:Rakuten.jp
価格:¥693
著者:佐野徹夜
どんな話?
大切な人の死を経験した“僕”は、色んなことがどうでもよくなり、なげやり状態に。そんな“僕”のクラスには発光病で入院した女の子がいた。月の光を浴びると身体が淡く光る彼女の余命は残り僅か。
そんな彼女は死ぬまでにやりたいことがあった。「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この会話からスタートした新たな人生。涙なしでは読めない作品です。
うさぎパン
引用:Rakuten.jp
価格:¥544
著者:瀧羽麻子
どんな話?
お嬢様育ちの裕子は同級生の富田君とパン屋巡りを始める。富田君は両親が離婚、優子は継母と暮らす。そんな2人が家族への想いを深めるストーリー。しかし突然現れた女性。青春時代を思い出させるような物語です。
九月の恋と出会うまで
引用:Rakuten.jp
価格:693
著者:松尾由美
どんな話?
ある日の夜、志織の部屋の壁から『一年後の今日を生きている』という男性・平野に話しかけられた。同じマンションに住む平野とは顔見知りの仲だった。平野の言葉が冗談だと思いきや、翌日の新聞の見出しを次々と言い当てる!しかし平野にはある目的があった。時空を超えて描かれるキセキのラブストーリー。
いちご同盟
引用:Rakuten.jp
価格:¥594
著者:三田誠広
どんな話?
中学最後の学校生活を送る良一は、同級生でもある野球部のエース・徹也から重症の腫瘍で入院中の直美の存在を知る。2人は入院中の直美の話し相手になったりと元気づける。ある日突然、直美が「あたしと。心中しない?」と良一に提案した。繊細な心を持つ良一と直美の生と死をテーマにした恋愛作品。
百瀬、こっちを向いて。
引用:Rakuten.jp
価格:¥628
著者:中田永一
どんな話?
「人間レベル2」の“僕”は、クラスの仲ではいるかいないかわからない薄暗い存在だった。ある日、野良猫のような目をするクラスいちの美少女・百瀬陽が“僕”の彼女になったのだ…。しかし裏には残酷な仕掛けが…。10代の苦しくて切ない恋愛を描いたストーリー。誰しもが“僕”のように「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」ともどかしさを持ってしまう作品。
失恋
引用:Rakuten.jp
価格:¥440
著者:鷺沢萠
どんな話?
学生時代の友人でもある黎子と悠介。恋人同士でもないただの友達でもない2人の関係性は30代半ばになっても変わらない仲だった。相変わらず黎子は悠介に頼るのが定番。しかし黎子の元夫が失踪。絶妙なバランスでもあった2人の関係性が崩れる。“欲望”“安い涙”など4つのラブストーリーを収録。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
引用:Rakuten.jp
価格:¥737
著者:七月隆文
どんな話?
映画化もされた大ヒット作品。付き合って初めてのことだらけに感動するヒロイン・愛美。王道でピュアな恋愛青春ラブストーリーかと思いきや、愛美には秘密が…?
愛美の秘密を知った上で過ごす2人の関係はいかに?京都本屋大賞も受賞しているお墨付き作品です。
まとめ
今回は10代におすすめの恋愛小説を紹介しましたがいかがでしたか?キュンするものから涙なしでは見られない作品まで幅広く紹介しました。10代はもちろん「あの頃のような恋愛がしたい!」と思う方にもおすすめの作品です。