新年度が始まり、生活が大きく変化したご家庭も多いのではないでしょうか。入学や進級の時期は、教科書や文具など揃えるものが多く荷物がたくさん…。気をつけていても、机周りや棚など子供部屋が散らかりやすくなってしまいます。
放っておくと、後々の整理や片付けがとても大変なので、今のうちに収納環境を見直しておきましょう!
ここでは、そんな小学生の子供部屋収納について、おすすめポイントや便利グッズなどをご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください!
小学生の子供部屋収納の悩み
ではまず、子供部屋収納のよくある悩みをみていきましょう。
教科書やプリントが散らかりやすい
お子さんが小学生になって、持ち帰ってくるプリントやお手紙の量に驚いたことはありませんか?1ヶ月もすればファイルがパンパンになってしまうほど、紙類がとにかく多いのです。
もちろん読んですぐに処分しても良い書類もありますが、大事なお手紙やプリントもたくさんあります。
そのため、紙類がどんどん溜まっていってしまうのです。また小学校低学年ではまだ綺麗にファイリングができないので、ぐちゃぐちゃになったプリントが玩具箱の奥底から出てきたり教科書が子供部屋に散乱しているなんてことも珍しくはありません。
ゲームソフトなど細かいアイテムが多い
小学生になると、細かいブロックやゲームソフトなど小さな物が増えませんか?またそれがあちこちの棚にバラバラに収納されていたり…。
成長するにつれて細かな作業ができるようになったり自分の物を管理できるようになり、子供部屋の状態に関してお子さんに任せているご家庭も多いのではないでしょうか。小学生になったら、自分で子供部屋の掃除をしたり物の管理をすることも大切です。
しかし、なかなか理想の状態に子供部屋を保つことは難しいのが現状。細かな物が多ければ多くなるほど、ごちゃごちゃした収納になったり子供部屋そのものが物で散乱してしまうのです。
夏休みなど長期の休みは学校用品など物が増える
小学生は夏休みになると、学校の授業で使っていたお道具箱や防災頭巾、絵の具やピアニカなどたくさんの物を持ち帰ってきます。これらをきちんと収納しないと、長期休み中は子供部屋が物で溢れてしまうのです。
しかし、基本は学校に置いておく道具なので子供部屋に収納場所を設けていないというご家庭も多いのではないでしょうか。
学校用具の収納は長期休みだけで一時的ではありますが、収納場所がないととても不便です。子供部屋が物で溢れて怪我をした、重ねて置いていたら落下してきたなんてトラブルも考えられます。きちんと収納場所を作っておくことが大切です。
小学生の子供部屋収納のポイント!
では、悩みが多い小学生の子供部屋収納について、ポイントをご紹介します!
出し入れしやすい収納法
子供部屋の収納は、とにかく「片付けやすさ」と「取り出しやすさ」が重要!ロックが必要な収納ケースやボタン・チャックが付いた袋などは中身が見えず見た目は良いですが、子供にとっての片付けやすさとしてはマイナスポイントになってしまうことが…。
わざわざ開閉しなくてはいけない手間から、子供は別の場所に物を置いたり片付けをしなくなってしまう可能性があります。手軽に片付けられるような収納アイテムを選びましょう!
●引き出しの中は小さい小物ケースを利用してそれぞれの置き場所を!
●大きな物から小さな物まで、それぞれの置き場所やボックスなどを用意して、出しても簡単に戻せる収納環境を!
自発的に動ける収納法
「出しっぱなしにしないでー!」「片付けしてよー!」が口癖になっているというご家庭も少なくないのでは?小学生といってもまだまだ子供なので、ついつい遊びに夢中になってしまったり、片付けしたくなーい!という事も日常茶飯事です。
子供が自発的に片付けをするようになったら嬉しいですよね。それには収納方法の一工夫がポイント!
●細かくて厳しい片付けルールを決めない。(大体でOK)
●親子で一緒に遊んだ時はゲーム感覚で片付けをする。
●片付けを嫌がった時はそのままに。親が代わりに片付けをしない。(片付けをしないと部屋が散らかるという状況を経験する)
●収納場所は子供と相談しながら、子供の意見を尊重して決める。
子供の意見や希望を尊重することが最も重要です。子供がここに片付けたい!と希望するなら、できる限りその希望を叶えた収納環境を作ってあげてください。それにより、「自分でやろう!」「ここは自分の部屋だ!」という気持ちが高まり、やる気に繋がるのです。
動線を考えた収納法
小学生になると下校後は自分でランドセルや帽子、上着などを順番に片付けますよね。またそれぞれの荷物に収納場所があると思います。これらを自然に、尚且つテンポよく片づけられるように、子供部屋に入ってからの動線に注目してみてください。
●学習机の近くにランドセルラックや洋服棚を配置する。
●子供部屋は全体的に、動きやすいように収納アイテムを配置する。(動線を遮るようなレイアウトにしない)
まずは一度、お子さんが学校から帰宅してからの動きを観察してみるのも良いですね!どこにどんな収納アイテムを置けば良いのかが、子供の動きでわかってきます。
物は収納アイテムに入るだけ
誕生日やクリスマスなどイベントがある度に、ゲームソフトやおもちゃなど子供の道具が増えていきますよね。しかし、これでは子供部屋が物で溢れてしまいます。物は基本的に必要最低限に留め、収納アイテムに入るだけにしましょう。
● 乳幼児用のおもちゃなど使わなくなった物は、知人にあげたりリサイクルに出す。
● 長く遊ばないようなものは購入しない。(レンタルなどを利用する)
このように、できるだけ今ある収納スペースを増やさないように気をつけてみてください。収納ボックスがいっぱいになってきたら、1度片付けや見直しをする事も大切です。子供自身も必要不必要がわかり、物を大切にするようになります。またゴミを出さないというエコに関する勉強にもなるのではないでしょうか!
小学生の子供部屋におすすめの収納グッズ
小学生が自発的に片付けられるような、子供部屋収納のおすすめアイテムをご紹介します。
ランドセルラック
【参考価格】5,520円
子供目線の収納ラック!
上段にランドセルを置ける収納ラックです。横幅があるので、ランドセル以外にも学校で使っている道具を無理なく収納できます。下段の棚は縦幅が広いので、A4サイズのファイルなども余裕を持ってたっぷり入れることが可能です。
・引き出し収納付きで小物の整理もバッチリ
・子供の目線と同じ高さで使いやすい
ハンガーラック&4段チェスト
【参考価格】3,694円
いつも使う衣類を子供が自己管理できる収納ラック!
ラックの高さは100cm以下なので、小学生でも無理なく出し入れできる収納ラックです。毎日着る上着や帽子などはラックに掛けておけるので、部屋が散らかる心配もありません。チェストの引き出しは厚手の服でも4枚は入るので、1シーズンで着用する衣類はここに収納できるのではないでしょうか!
チェストは連結可能なので、別売りのチェストだけを購入して収納を増やすことができます。カラーはブルー・ピンク・クリア・ホワイトの4種類です。
キッチンワゴン
【参考価格】2,980円
場所や用途を選ばない便利な収納ワゴン!
一時期大ブームになったキッチンワゴン!おしゃれで万能なアイテムなので、今でもその人気は衰えていません。「キッチンワゴン」というジャンルではありますが、リビングや寝室、子供部屋など、どこの部屋でも活躍してくれる収納アイテムです。
子供部屋ではランドセルやおもちゃ、教科書や文具などどんな物でも収納できます。キャスターがついているので移動が簡単で、掃除の時にとっても便利。勉強道具を収納して、リビング学習の際にワゴンごと移動させると便利ですね!
収納スツール
【参考価格】2,780円
たっぷり収納できるスツールで部屋が広々!
中が収納スペースになっているスツールです。横幅60cm、高さ30cmのスツールなので、中にたくさんのおもちゃを収納できます。100kgまで耐えられるので、とても丈夫で安定感も抜群!
・ファブリック生地なので子供でも安全
・カラバリが豊富で子供部屋に馴染みやすい
収納ボックス
【参考価格】1,798円
シンプルで長く使える収納ボックス!
カラーボックスやステンレスラックなどを子供部屋収納に使っている人も多いのではないでしょうか。このような収納アイテムはコスパが良くて取り入れやすいですが、ぴったりフィットするインナーボックスなどを用意しなければ物がごちゃごちゃしてしまいます。
このボックスは折りたたみ可能なので、不要な時はコンパクトに収納しておけます。また通気性に優れているので、ぬいぐるみや衣類などの収納にも最適です。シンプルなデザインなので、子供部屋に限らずリビングや寝室など様々な部屋にもおすすめ!
おもちゃラック
【参考価格】9,680円
タテでもヨコでもOKなオシャレな収納ラック!
こちらのラックは縦置きも横置きもどちらでもOKな収納ラックです。横置きの場合はラック手前に落下防止ガードがあるので、小さなお子さんや小学校低学年におすすめ!縦置きは少し高さが出るので、教科書やプリント類の保管に最適です。
どんな部屋にも馴染みやすいデザインなので、お子さんが大きくなってからも長く使えるのではないでしょうか!大人の収納アイテムとしてもおすすめのラックです。
ポールハンガー
【参考価格】3,780円
省スペースやデッドスペースを有効活用できる収納アイテム!
タテヨコ32cmのスペースさえ確保できればOKの突っ張りタイプのポールハンガーです。取り付け工事などは不要で女性でも簡単に設置でき、天井と床で突っ張っているので安全。30kg(1フック5kg)まで対応しているので、ランドセルも問題なく掛けられます。
・フックは自由に設置可能。子供の目線に合わせて調節できる
オムツストッカー
【参考価格】1,500円
ポケットが多く大容量のケースは小学生の味方です!
こちらはオムツやおしりふきなどベビー用品を収納するアイテムですが、小学生にもピッタリの収納グッズです。ポケットが多くて持ち手もついているので、おもちゃや文具の収納に最適!
家で使用する文具を一通り入れておけば、リビング学習の際に持ち運びができて便利です。またポケットが多いので、細々したおもちゃも綺麗に収納できます。自然と整理整頓ができるようになるのではないでしょうか!
・形がしっかりしているので、そのまま収納ラックや棚に片付けられる
・シンプルで蓋がないので、一目で物の場所がわかる
おもちゃ収納バッグ
【参考価格】1,500円
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細かいおもちゃはこれで無くならない?!!
収納バッグとプレイマットが一体型になっているアイテム。バッグの中に収納しているおもちゃをマットに乗せた状態で出せるので、あちこちの散らかる心配がありません。
遊び終わったらそのままマットとおもちゃをバッグに収納すればOK!大量の細かいブロックなども一瞬で片付けられるのです。これなら、片付け嫌いなお子さんでも積極的におもちゃを戻してくれるのではないでしょうか。子供部屋の一部にそのまま置いても可愛いデザインです。
どこでも学習台
【参考価格】4,525円
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正しい姿勢に導いてくれる学習台!
ノートや文具を収納できる道具箱兼勉強台。蓋を開けると勉強台になる仕組みで、蓋部分は教科書などを置けるブックスタンドになります。台部分には傾斜がついているので、自然と子供の姿勢も改善されていくでしょう。
持ち手がついていて持ち運びが簡単なので、リビング学習や図書館での勉強などにも最適です。箱は立てることも寝かせることもできるので、省スペースでも無理なく収納できます。
地震対策も忘れずに
いつ大きな地震がきてもおかしくない災害大国に住んでいる以上、地震対策は必須です。子供の安全を守るためにも、必ず対策をしておきましょう!
耐震ジェル
【参考価格】1,280円
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簡単・貼るだけの耐震ジェル!
震度7の大きな地震にも対応できると言われている強力なジェルマットです。賃貸で住宅の壁に穴あけができなくても、しっかりと地震対策ができます。厚みがあり両面吸着なので、倒れやすいテレビや重たい冷蔵庫などもバッチリです。
水洗いや貼り直しができるので、引っ越しや大掃除をしても問題なく再利用できます。もちろん再利用でも吸着力は変わりません。
転倒防止 伸縮棒
【参考価格】1,680円
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高さのある家具は必ず伸縮棒で転倒防止対策を!
家具と天井の隙間を固定して転倒を防いでくれる突っ張り棒です。この棒は家具と天井に設置する部分の面積が広いので、しっかりと固定されて安全性がアップします。
子供部屋に限らず家具の転倒はとても危険で、重大な事故になりかねません。必ず転倒防止対策をしましょう。
耐震ストッパー
【参考価格】1,627円
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貼るだけで振動を吸収してくれるストッパー!
強力粘着シールで貼るだけなので、賃貸住宅など壁を傷つけたくない場合におすすめ。特殊なポリウレタンが振動を吸収してくれるので、大きな揺れがきても転倒を阻止してくれるでしょう。
ストッパーは家具の上部だけでなく横にも取り付け可能な上に家具に馴染みやすい色でもあるので、インテリアの邪魔をせずに地震対策ができますね。
耐震ベルト
【参考価格】1,480円
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突っ張り棒やジェルマットなどが使えない場所にはベルトを!
ベルトタイプの転倒防止アイテムです。テレビやオブジェ、スチールラックなど壁に接着していないような物を止めるのにおすすめ。特にテレビは地震だけでなく、小学生が遊びに夢中になって暴れたり赤ちゃんが興味で触ったりと危険が多いので、しっかりと対策する必要があります。
もちろん壁に接着している家具にも使用OK。ベルトの長さは調節可能で、壁や家具に合ったビス・ボルトで設置できます。
ドアロックストッパー
【参考価格】650円
amazon.co.jp
子供のいたずら防止にもおすすめのドアストッパー!
耐震対策で見落としがちなのが引き出しや開戸対策。低めの家具なら必要ないのでは?と思われがちですが、どんなに転倒しにくい家具であっても扉は開いてしまいます。その中にガラスや陶器の物が入っていたら、割れて危険ですよね。家具の転倒がなくても物が散乱したり割れてしまうと怪我をしてしまいます。扉も忘れずに対策しましょう。
このストッパーは貼るだけの簡単取り付けタイプ。しっかりロックされるので、地震が起きても外れることはありません。12個も入っているので、これ1つでお家の扉がバッチリ対策できるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?子供部屋の収納など、小学生にはどんな環境が適しているのか悩んでいるご家庭も多いと思います。身の回りのことが色々とできるようになってきている年齢ではありますが、まだまだ大人の力も必要です。
お子さんとコミュニケーションを図りながら、快適で動きやすいお気に入りの子供部屋を作ってあげてくださいね!閉鎖的にならないようにするのも、子供部屋には重要なポイントです!大人の目が届く部屋づくりにも注目してみてください。少しでも参考になれば嬉しいです!