お腹がふんわりと膨らみ始めると、ママになる自覚も生まれてきます。そうなると今までの服ではお腹周りが窮屈になっていくので、マタニティウェアが必要です。
最近のマタニティウェアはおしゃれですが、産後に着れなくなるのはもったいない…。そう思っているママさんも多いのではないでしょうか?
ここではマタニティウェアにまつわる話を含め、元販売員がおすすめのマタニティウェアブランドを厳選してご紹介します!
マタニティウェアはいつから着るの?
妊活していてもマタニティウェアをすぐに揃えることはありません。
物理的にお腹が大きくなると、体を締め付ける服が着用できないだけでなく、精神的に不安定にもなりつわり時期は食事がとれないなどのマイナートラブルが多くなっていきます。
これを改善し、妊娠中を快適に過ごすためにもマタニティウェアは早めの着用が好ましいでしょう。
マタニティウェアは早めに準備
一般的には5ヶ月あたりから本格的なマタニティウェアを着用し始めますが、つわりが始まる3ヶ月前後には体を締め付けるような服はやめ、ゆったりしたワンピースやプルオーバーなどに切り替えてください。
妊活をはじめたら、胸や胃を締め付けないスポーツブラやナイトブラ、ショーツはゆったりして子宮周りを温めるものに変えましょう。
マタニティウェアはつわりが治まってからでも十分ですが、下着はつわりやストレス軽減に役立ちます。
つわりが落ち着いたら、気持ち的にも余裕ができますのでマタニティウェアを準備しましょう。5ヶ月になれば、お腹も大きくなりますし腰痛やむくみなどの新たなマイナートラブルに悩むことになります。
安定期とはいっても、体の変化に気持ちがついていかなくなる方もいますので「つわりが落ち着いたら準備をはじめる」のがベストです。
マタニティウェアの選び方【押さえておきたい4つのポイント】
「いかにもマタニティウェアは着たくない」おしゃれに興味がある方ほど、マタニティウェア選びは難航します。
ただ「あれはいや、これはいや」と選り好みしている間に赤ちゃんは成長し体は変化しています。本当に自分に必要なものをチョイスして、楽しいマタニティライフを送りましょう。
サイズ調整がしやすい
妊娠初期から後期では、大きく体系が変化します。お腹周りはもちろんですが、バストサイズもアップしますし下半身はむくみに悩むことになります。
締め付けがないのは大前提ですが、ゴムの入れ替えやアジャスターで調節できれば産後も着用できて便利です。
動きやすいデニムやパンツはもちろんですが、むくんだ脚をかくしたいのであればロングスカートも1枚用意しておくといいでしょう。
授乳期間からも着まわしやすいデザイン
出産後に体型すぐに戻さないと!とダイエットを始める方がいるようですが、授乳期間のダイエットは赤ちゃんのためにもなりませんし、子育てに追われる毎日の中で無理はよくありません。
授乳などを考えると、産後もマタニティウェアのお世話になるわけですから、産後も着用できるワンピースや授乳口のついたデザインをおすすめします。
マタニティウェアには授乳口がついたデザインもあり、見た目にはマタニティウェアに見えないものばかりですから安心できます。
シャツワンピは、着回しやすく子供が大きくなっても着用できるのでおすすめです。
肌に優しくしわになりにくいもの
Instagram(@angeliebe_official)
妊娠するとホルモンバランスの乱れから、肌トラブルを起こしやすくなります。中には金属アレルギーを発症する方もいますので、衣類にはとくに注意が必要です。
オーガニックコットンなどにこだわる必要はありませんが、レースなどはできるだけ控えたシンプルな素材が良いでしょう。
コットンやリネン、シルクはもちろんですがレーヨンは天然繊維を原料としていますので、このような素材を選びましょう。
シーズン長く着用できるもの
妊娠中は夏での冷えから体を守る必要があります。重ね着や小物を使えば、シーズン問わずマタニティライフを満喫できます。
体型をカバーできるワンピースやリラックス効果のあるスエット素材などを上手に利用しましょう。
おしゃれなマタニティウェアはどう選ぶ?
「マタニティウェアはおしゃれじゃない」イメージがあるようですが、最近のマタニティウェアはデザインも豊富ですし衣類すべてをマタニティウェアにする必要はありません。
必要なものだけを買い足しておしゃれを楽しむのが、長くなるマタニティライフの過ごし方です。
ワンピース
シンプルでコーデしやすいコットン素材のワンピースはイチオシアイテム。オールシーズン着回せますので、色違いで揃えておくと便利です。
伸縮性のある素材やゆったりとしたシャツワンピは、お腹を締め付けることもありませんし産後も着用できて便利。
自宅でリラックスするときもワンピースなら皺を気にすることもないので本当に使えました。
出典:Amazon
参考価格:3,190円
チュニックやプルオーバー
マタニティウェアと言えばチュニック。体型に左右されることもないので、産後も活躍する代表的なアイテムです。お腹周りはもちろんですが、腰回りもカバーするので冷えなどからも体を守ります。
長袖のシンプルなプルオーバーはオフィスでも着用できますので、伸縮性のあるものを選びましょう。
出典:楽天市場
参考価格:3,960円
パンツ・スパッツ
お腹周りにリブが入ったデザインは締め付け感もなく安心です。デニムは休日に活躍しますし、オフィス用にはダーク系を用意すれば十分。
お腹周りだけはマタニティサイズですが、シルエットは通常サイズと変わらないので産後もリラックスウェアとして着まわせます。
出典:Amazon
参考価格:4,290円
スカートやワンピースに重ね履きするのに役立つのがスパッツ。妊娠中はむくみもあるので、あまりピッタリしたものよりも余裕のあるサイズを着用しましょう。できるだけ生地は肉厚を選び、夏でも薄い素材は避けてください。
出典:楽天市場
参考価格:3,050円
スエット素材のパンツも着まわしやすいので1本持っていると便利です。マタニティパジャマを買わなくても、スパッツかスエットパンツにカットソーやTシャツで十分。
そのまま散歩やマタニティヨガにも参加できるので、パンツは気に入ったものを何本か用意しておきましょう。
スカート
冷えないようにパンツを選ぶ方もいますが、スパッツを下に重ね履きすればスカートも十分マタニティウェアになります。
スエットやストレッチ性のある素材なら、汚れてもサッと洗濯できるし脱着も簡単。お腹がせり出すことで、パンツが履きにくい・脱ぎにくくなった時に役立ちます。
妊娠後期はパンツよりもスカートの方が楽でしたし、マタニティウェアでなくてもストレッチ性のあるスカートで代用できたりします。
出典:Amazon
参考価格:5,995円
スニーカー・靴
妊娠すると瞬く間に足がむくんで靴が入らなくなるので要注意。腰や膝に重心がかかるので、ヒールは絶対に履かないように!妊娠中に膝や腰を痛めてしまうと後々に泣きを見ることになります。
靴なら幅広でつま先に丸みがあるもの、スニーカーならベルト調整できるものや紐なしがおすすめです。
出典:Amazon
参考価格:12,352円
紐靴は調整できるという方もいますが、お腹が大きくなると自分で結んだりは難しいですし、紐が抜ける危険性を考えるとおすすめはしません。
私が良く履いていたのはモカシンシューズ、ビルケンシュトックでした。ビルケンシュトックはサイズに余裕があるので靴下を履いても十分、モカシン伸びるので通勤にも楽々です。
オフィスではシンプルなフラットシューズと、シーンに合わせて快適なものを選びましょう。
マタニティインナー
インナーは妊娠初期から着用した方が良いので、ショーツやブラキャミは数枚用意しておいたほうが良いでしょう。
妊娠していないのに購入するのは…と思うかもしれませんが、つわりが始まると通常のブラで胃腸が圧迫され余計に苦しむことになりかねません。
妊娠してすぐにつわりが始まるわけではありませんが、つわりが重い人は動くこともままならないので手頃なものを数枚で良いですから持っていると便利。
出典:Amazon
参考価格:3,278円
マタニティブラやキャミソールは授乳時まで着用できるので、安定したらしっかりしたもの揃えてもいいでしょう。
安くておしゃれなマタニティウェアブランド8選
出産後着用できるとはいっても、その後はベビー用品の出費を考えるとマタニティウェアは少数精鋭、安くいものを上手く着まわすのが鉄則です。
そこで、安いのに可愛い、おしゃれで着回しやすいアイテムが揃ったブランドを紹介します。マタニティウェアを友人にプレゼントしたい方も必見の内容ですので、ゆっくりとご覧ください。
エンジェリーベ
マタニティウェアだけでなく、ベビー服も揃う大手メーカーでシンプルかつフェミニンなデザインが多く、仕事を続けるママに人気ブランドです。
男性育児雑誌「FQ JAPAN」などメディアでも紹介されることが多く、知名度も高いのでプレゼントとしても選びやすいのポイント。
シンプルなデザインのトップスはボトムを選ばないので、「いかにもマタニティウェア」が苦手なかたはシンプルなものを購入しとけばハズレなし。
何かと活躍するので、色違いで持っていると便利です。
出典:楽天市場
参考価格:5,478円
マタニティウェアだけでなくインナーもまとめて購入できたり、ベビー服や下着、ベビーキャリアなど、外出しなくてもすべてをここで揃えられます。
出典:楽天市場
参考価格:1,716円
ミルクティ(Milk tea)
出産経験のあるママがデザインしているブランド。着回しだけでなく産後も着まわしやすいデザインだけでなく、機能性が高いのがポイント。
カジュアルデザインはもちろんですが、オフィススタイルからフォーマルウェアまで幅広いラインナップです。
袖が個性的なトップスは、色もキレイなので妊娠中の不安な気持ちも明るくしてくれます。サイドにスリットも入っているので、お腹がどんどん大きくなってもリラックスできますね。
出典:楽天市場
参考価格:4,990円
授乳に邪魔な襟のないクルーネックのチェックワンピース。紐は前後どちらでも結べるデザインなので、産後も活躍するのは間違いなし!
ワンピースは体が辛いときもリラックスできるので、柄物と無地で揃えておくと便利です。
出典:楽天市場
参考価格:8,490円
レプシィム(LEPSIM)
ローリーズファームの姉妹ブランドで、トレンドを取り入れたアイテムが多いのが魅力です。特にパンツは、働くプレママが動きやすくオフィスにも馴染みやすいデザイン・カラーを揃えています。
定番のデニムもマタニティウェアならこんなに楽ちん。産後もチュニックやワンピースの下に活躍するので1枚は持つべき!
出典:楽天市場
参考価格:4,950円
ワンピースのように使えるチュニックは、産後も使いやすくお値段も手ごろ。着心地も抜群で、ふんわりとしたフェミニンなシルエットはロングシーズン着まわせます。
出典:楽天市場
無印良品
素材にこだわりたい、ナチュラルなマタニティウェアが好きな方に絶大な支持を受けるブランド。
マタニティインナーはもちろんのこと、充実したレギンスパンツとデニムはここで揃えておきたい。
ウエストのリブは折りたためが、産後も普通のパンツとして着用できるようになっていて非常に便利です。
マタニティウェア専門ブランドではありませんが、シンプルなもの、日常使いしたいものはすべてを揃えられます。
チョコア(CHOCOA)
トレンドを意識したライン入りスパッツやレースを使ったワンピースなどが人気のブランドです。とくにレースを使った授乳ブラはセクシーで、辛いマタニティ時期のテンションアップにおすすめです。
カジュアル派に嬉しいライン入りレギンスは、トレンド感もあり個性的。他人と同じマタニティウェアはつまらない!と感じたら、こんなレギンスはいかがでしょうか?
出典:Amazon
参考価格:2,769円
レギンスも裾に工夫があったり、とろみでリラックスできるフレアパンツなどフェミニンなマタニティウェアが盛り沢山です。リラックスウェアとしておすすめの、スエット素材のパンツはレギンス代わりにも使えます。
お洒落を楽しみながら妊娠中を快適に過ごしたい、いかにもマタニティウェアは抵抗がある方は一度覗いてみるべき。
出典:楽天市場
参考価格:2,537円
スイートマミー
「マタニティウェア」に見えない美しいラインとデザインが魅力。芸能人にもファンが多く、海外でも売れているマタニティウェアのパイオニアです。
シンプルなデザインからトレンドを意識したアイテムまで幅広い展開で、すべてがオリジナルデザインであるのも強み。
人気モデル「エビちゃん」も愛用のブランドでマタニティライフを楽しんでみましょう。オールインワンは着脱も楽で、オールシーズン着まわせます。
出典:楽天市場
参考価格:3,300円
レースやフリルなどを使ったトップスやワンピース。授乳ケープには見えないデザインのトップスは、普段のおしゃれにも使いたくなります。
出典:楽天市場
参考価格:3,960円
ベルメゾン
大手通販サイトのベルメゾンは、シンプルでリーズナブルな価格のマタニティウェアが多く揃います。
マタニティウェアにお金を掛けたくない、手持ちの服を利用して過ごしたいのであれば、下着やパジャマなど必要なものだけをここで揃えてしまいましょう。
インナーは数も欲しいのでコスパ重視で選ぶべき。サラッとして肌触りのよいブラキャミはシーズン問わず使えて着替えも楽ちん。授乳口も開きやすくバストをしっかり支えます。
出典:楽天市場
参考価格:1,500円
シンプルでコーデしやすいワンピースはマタニティにマストアイテム。ベーシックカラーなら、どんなシーンでも着回し可能。
どの時期に何が必要かなども、妊娠周期に合わせて紹介されていますので「相談する相手がいなくて不安」な方も見やすく親切です。
レース使いのチュニックはエレガントで女性らしさを高めます。ママになっても、品のあるファッションをお楽しみたい方にピッタリ。
出典:楽天市場
参考価格:2,970円
ニッセン
プチプラのマタニティウェアが揃っている大手サイト。落ち着いたカラーやデザインが豊富で、高齢出産を控える、アラサー、アラフォー世代に人気です。
出典:楽天市場
参考価格:3,069円
着まわしやすくガンガン洗濯できるデニム素材は使いやすいアイテム。1枚あれば、羽織りものとしてもオールシーズン使えます。
ワンピースとの重ね着にも使えたりと万能アイテムは、プチプラで揃えておくと便利です。
出典:楽天市場
参考価格:3,619円
まとめ
体の変化に合わせたマタニティウェアを着用することで、様々なストレスから体を守り妊娠期を快適に過ごせます。
季節によって必要なものが異なってきますので、春夏は通気性や速乾性のある素材を選び、秋冬は裏起毛素材で体を冷えから守るようなウェアを着用しましょう。
マタニティウェアは着用期間が短いので「本当に必要なもの」だけを選ぶのがポイントです。ブランドが多くて迷ってしまいますが、今回の記事を参考にお気に入りのマタニティウェアを見つけてください。