はじめに

難しい駆け引きや心理戦のあるボードゲームはちょっと苦手…。
そんな方でも、家族みんなで笑って楽しめる“気楽でゆるくてちょっとくだらない”ゲームなら、きっと夢中になれるはず。

暑くて外に出るのも大変な夏休みは、涼しいお部屋でボードゲームを囲んでみませんか？
小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるものばかりなので、帰省先での団らんにもぴったり。

今回は、大人も子どもも気軽に笑える、ちょっとクセのあるユニークなゲームを10個ご紹介します。

 

ボードゲームってなに？

ボードゲームとは、カードやコマ、サイコロなどを使って複数人で遊ぶ、テーブル上のゲームのこと。

「人生ゲーム」や「UNO」などを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近では、もっと手軽に遊べて、笑えるものや癒やされるものなど、バリエーションも豊富です。

ルールがシンプルで、短時間でも盛り上がれるものなら、小さなお子さんから大人まで一緒に楽しめるのが魅力。
会話が自然と生まれて、家族のコミュニケーションにもぴったりの遊びです。

主なボードゲームの種類には、こんなものがあります：

• カードゲーム：手札を出したり、山札から引いたりして遊ぶ。持ち運びも簡単で、気軽に始めやすいタイプです。

• すごろく・サイコロ系：サイコロの目で進んだり、運を楽しむタイプ。小さな子でも参加しやすいものが多いです。

• バランス系・アクション系：ジェンガのように、崩さないように積んだり抜いたりする体感系ゲームです。

• コミュニケーション系：言葉や表情、ジェスチャーで気持ちを伝えるタイプ。会話や笑いが生まれるのが魅力です。

• 記憶・反射系：見たものを覚えたり、素早く反応するタイプ。テンポが良く、子どもにも人気です。

 

どんなものを選んだらいいの？

ボードゲームといっても、その種類はさまざま。
一緒に遊ぶ人の年齢や人数、どんな雰囲気で楽しみたいかによって、ぴったりのゲームを選ぶことができます。

 カードゲームが向いている人

→ コンパクトに始めたい人、旅行・帰省先などに持ち運びたい人
ルールが簡単なものが多く、短時間でもサクッと遊べます。
トランプ感覚で楽しめるものから、ネタ系まで幅広くあります。

 すごろく・サイコロ系が向いている人

→ 小さな子どもがいる家族、運の要素で盛り上がりたい人
サイコロを振って進むだけの簡単ルールが多く、子どもでも楽しめます。
みんなでワイワイ楽しめるパーティー感が魅力。

 バランス系・アクション系が向いている人

→ 会話より体を使って盛り上がりたい人、年齢差があるグループ
説明いらずで直感的に楽しめるので、年齢や言語の壁も越えて遊べます。
見ているだけでも面白いので、見守り役の大人も笑顔に。

 コミュニケーション系が向いている人

→ 笑いながら盛り上がりたい人、家族でゆるく遊びたい人
言葉や表情、ジェスチャーを使うことで自然と会話が生まれます。
親子の距離もぐっと縮まる、優しいゲームが多めです。

 記憶・反射系が向いている人

→ すばやい展開が好きな人、子どもの観察力を活かしたい人
ルールはシンプルだけど意外と奥が深く、盛り上がりやすいのが特徴です。
テンポが良く、飽きずに繰り返し楽しめます。

 

今回はこの中から、私が実際に遊んで楽しかったものや、お出かけ先にも持って行きやすいコンパクトなものを中心にご紹介していきたいと思います。

 

この夏おすすめ！ゆるくて楽しいボードゲームおすすめ10選

すごろくや　ナンジャモンジャ・ミドリ

「ナンジャモンジャ」は、かわいい謎生物カードに自由に名前をつけて遊ぶカードゲームです。同じカードが出たら、みんなでその名前をいち早く叫んでゲット！記憶力とネーミングセンスが試されます。ルールはとっても簡単で、小さなお子さんから大人までみんなでワイワイ楽しめるのが魅力。名前のおもしろさに笑いが絶えず、家族の団らんにぴったりのゲームです。遊ぶ時間も約15分と短めなので、気軽に何度でも楽しめますよ。

 

MONT　マジで草。

「マジで草。」は、見た目が似ている10種類の野菜カードで遊ぶ神経衰弱ゲーム。簡単ルールで子どもから大人まで楽しめ、遊びながら野菜に詳しくなれます。さらに同シリーズの「ガチで草。」と合わせると、合計40枚になり難易度が一気にアップ！大人でも苦戦するほどのチャレンジ感が加わり、家族みんなで盛り上がれます。7分ほどでサクッと終わるので、気軽に繰り返し遊べるおすすめゲームです。※ちなみに40枚に挑戦すると、大人でも短時間で終わらせるのが大変です.....

 

すごろくや　音速飯店

「音速飯店」は、中華料理の具材カードをリズムよく重ねていくスピード勝負のカードゲームです。「タン！タン！メン！」と声に出しながら、素早く手札を出していくので盛り上がりは抜群。判断力と反射神経が試され、子どもから大人まで気軽に楽しめます。「注文～！」のかけ声でスタートし、友達や家族みんなでワイワイ盛り上がりましょう！スピード勝負なので、勢い余ってケガだけはしないように注意して遊んでくださいね。

 

リゴレ ワードスナイパー キッズ

「ワードスナイパー」は、お題にぴったりの言葉をいち早く言ってカードを集める楽しいゲームです。4歳から遊べるキッズ版は、子どもも答えやすいお題がたくさん。家族みんなでわいわい盛り上がれます。視覚に障がいがある方もみんなで参加できる優しい工夫がされています。慣れてきたら、お兄さんお姉さん向けの「ワードスナイパー」や「ワードスナイパー イマジン」にも挑戦してみてください。お子さんの成長に合わせて、もっと楽しく遊べるゲームが広がっていきますよ。

 

アークライト　ito (イト) レインボー

「ito レインボー」は、自分の数字カードを言葉でたとえて、小さい順に並べる協力型のパーティーゲーム。数字は直接言えないので、言葉のセンスと相手の“意図”を読み取る力がカギになります。みんなで協力して、数字を順番通りに並べられたときは、盛り上がること間違いなしですよ！「魔王になって考えよう」などユニークなお題もたっぷりで、何度遊んでも楽しめます。最大14人まで遊べるので、家族や友達みんなでワイワイ楽しめるのもうれしいポイントです。

 

ビバリー　ジェスチャーゲーム

言葉を使わず、ジェスチャーだけでお題を伝える定番のジェスチャーゲーム。サイコロでお題を決めて、ほかの人に当ててもらいましょう！小学生から大人まで大笑い間違いなし！動きで盛り上がれるので言葉が苦手な子にもぴったり。ルールにある「罰ゲーム」は、やりたくなければスキップOK。みんなで楽しく遊べるのが一番です。体を使ってみんなで盛り上がりたいときにおすすめのゲームです。

 

アークライト　ミリメモリー

みなさんは、身近なものの長さ、覚えていますか？「ミリメモリー」は、普段よく目にする物の「長さ」を思い出して当てるゲームです。単三電池やトランプなど、「なんとなく覚えてるけど、正確にはわからない…」という絶妙なお題が続々登場！カードをズラして「このくらいかな？」と答えた結果がピッタリ的中したときは、思わずガッツポーズ！説明も簡単で、1ゲーム15分程度。家族や友達と、楽しく盛り上がれること間違いなしです。

 

アーテック　へんがおならべ

おもわず笑っちゃう「へんがお」をたくさん作ろう！「へんがおならべ」は、頭・目・鼻・口などの顔パーツを集めて、面白い顔を完成させるカードゲームです。90種類のユニークなパーツがそろっていて、思いもよらない変顔が次々に登場！数字が読めない小さなお子さんでも、イラストを見ながら遊べるので安心です。基本ルールは「一番多く顔を作った人が勝ち！」。ほかにも「一番長い顔を作る」など、家族みんなで楽しめる遊び方が盛りだくさん。第2弾の「へんがおならべ2」と合わせて遊べば、もっとにぎやかに盛り上がりますよ！

 

すごろくや　そっとおやすみ

「そっとおやすみ」は、手札を1枚ずつ隣の人に回しながら、同じ絵柄のカードが4枚そろったら〈そ知らぬ顔で〉手札を伏せる…そんな“こっそりアクション”が楽しいカードゲームです。誰かが伏せたのに気づいたら、自分も気づかれないようにそっと伏せる。最後まで気づかなかった「おねむちゃん」は、みんなから「やーい！」と笑われちゃうかも！？会話しながらのプレイがさらに盛り上がるので、家族や友達とわいわい楽しめます。運と観察力が試される、ちょっぴりスリリングな名作ゲームです。

 

角刈書店　リレカエイズム

「リレカエイズム」は、リズムにのって言葉の一部を入れ替える、笑いと混乱のリズムゲーム！「チャラチャラパーハン」…あれ？ 正しくは「パラパラチャーハン」！？　簡単そうに見えて、リズムに合わせると頭が大混乱。ミスが続出するのも楽しいポイントです。判断力とリズム感が勝負の鍵を握ります。子どもから大人まで一緒に盛り上がれるので、家族や友だちとのパーティーや集まりにぴったり。変な言葉が生まれて、自然と笑いが広がること間違いなし！

 

いかがでしたか？

この夏は、家族や友だちと一緒に、笑って盛り上がれるボードゲームで、特別なひとときを過ごしませんか？

小さな子どもから大人まで、誰もが夢中になれる“くだらなさ”と“おもしろさ”を詰め込んだゲームたちは、お家はもちろん、旅先でも大活躍。

準備もルールもシンプルだから、すぐに遊べて、気づけばみんな笑顔に。

暑い夏こそ、涼しい部屋で、心がふっと軽くなるような時間を、ボードゲームと一緒に楽しんでみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました！