実家や義両親に預けている赤ちゃんに母乳を与えたい、母乳が出すぎて困っている、乳腺炎予防に効果的なアイテムが搾乳器です。
メーカーも豊富で手動式に電動式とタイプもいろいろあり、どれを選んだら良いかわからないママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、人気のおすすめ搾乳器をランキング形式で紹介します。それぞれの特徴を詳細にチェックしましたので母乳用搾乳器をお探しの方はぜひ参考にしてください。
搾乳器の選び方
母乳はデリケートなので、ちょっとしたストレスで止まることがあります。
ですから、母乳を搾る頻度や量は様々ですし、買ったのに使わなかったなんてことにならないように自分にマッチしたものを選びましょう。
母乳の量と授乳頻度が少ないなら手動
母乳の量が少なくミルクと混合で育児をしているママなら、リーズナブルな手動式がおすすめです。
ハンドルの力加減も微調整できますので、のんびりと搾乳したいママや吸引圧が強くないものをお探しなら手動式が使いやすいです。
赤ちゃんのお昼寝中に搾乳しても静かですし、持ち運びもできるのもメリットですよ。
レバーがハンドルになったタイプが主流ですが、お手入れのしやすさは昔ながらのピストンタイプの方が上です。
ただ、使いやすさでは、片手で使えるハンドルタイプが人気。
ピストンタイプは乳房にハリがあり、両手を使って搾乳しても問題ない方向けなのでよく考えて選んでください。
搾乳頻度が高いなら電動
時短で搾乳が手軽な電動タイプは、手を使うこともないので腱鞘炎の心配もありません。搾乳頻度が高い、母乳の出がいいママは断然電動がおすすめです。
セットするだけで自動的に搾乳してくれる電動式は、短時間で搾乳できるのでワーママにも人気の商品です。
ですが、価格が手動式より高額になるので、最初はレンタルで試してから購入するのをおすすめします。
搾乳器のここをチェック!
メーカーによって母乳容器や吸引部分が違いますので、色んなところをチェックして選んでください。
母乳容器が大きめ
搾乳器に装着されている容器はメーカーによって大きさが異なるので、事前に必ずチェックしましょう。
母乳出にくい、少ない方は容量が少ないもの、搾乳頻度の高い方は十分な容量がある商品を選ぶようにしてください。
吸引部分はやわらかいもの
赤ちゃんの吸う力が強いと乳頭に傷ができてしまうこともあります。また、敏感肌やアレルギー、アトピーの方は特に吸引部分の素材を確認しましょう。
肌に優しく包み込むようなシリコーンなどが適しています。
手入れしやすいデザイン
搾乳器は哺乳瓶と同じように、毎回清潔にしておくことが大切です。部品をばらして洗い消毒するので「分解や組み立て」が簡単で楽なものがおすすめです。
また、予備の部品を販売しているメーカーであれば壊れたり失くした時に注文できるので安心ですね。
消毒方法も「手軽なもの」を選べば時短になり、手早く搾乳できます。使用している哺乳瓶と同じ消毒方法であれば、使いやすいので購入前にチェックしておきましょう。
搾乳器使用のポイント
搾乳器があれば、ママが赤ちゃんと離れていても母乳を与えることができますし、パパの育児参加の手助けにもなります。
育児のサポートとして大きな役割を果たしますので、正しい使い方をマスターしましょう。
冷凍、冷蔵
母乳は新鮮なものがおすすめですが、多すぎて一気に飲ませられない場合には冷蔵・冷凍保存ができます。
冷蔵保存する場合は哺乳瓶にフタをして冷蔵庫に入れ、24時間以内に飲み切ります。冷凍保存するののであれば、専用のグッズを購入して冷凍しておきます。
搾乳器の消毒や洗浄
出典:amazon
搾乳器によっては食洗機が使えるものありますが、すべてそうではないので「洗浄方法」も確認しておくと良いでしょう。
搾乳器も哺乳瓶のように消毒が必要です。煮沸消毒や薬物消毒は安心ですが、最近は手間も時間もかからない電子レンジ消毒が人気です。
最低4ヵ月までは消毒は必要ですから、電子レンジ消毒グッズを用意していきましょう。これならパパにお願いすることができますし、短時間でじっかり消毒ができます。
ワーママであれば、電子レンジ消毒対応の搾乳器に絞って選択するのもおすすめです。
電動搾乳器おすすめランキング
ここからは電動搾乳器の紹介です。人気商品を集めましたのでご覧ください。
ピジョン さく乳器 (電動タイプ)
出典:amazon
参考価格:8,220円
ピジョンの搾乳機電動タイプは、2つのモードの切り替えで(さく乳準備モード・さく乳モード)に吸引圧が6段階で調整が可能と初めてでも使いやすいのが特徴。
ダイヤルモードで簡単操作なので、最初はダイヤル1から強さを好みで調整できます。
セット内容も充実していますので、購入後すぐに搾乳できるのもポイントです。
容量 | 160mm |
内容物 | さく乳口、ボトルスタンド、フード、キャップ、ソフトカップ、シリコーン弁、さく乳口パッド、乳首 |
吸引部分 | シリコーン |
消毒方法 | 煮沸・薬液・電子レンジ |
メデラ搾乳機
出典:amazon
参考価格:9,400円
赤ちゃんが母乳を吸うときのリズムを再現した「2フェーズさく乳テクノロジー」を採用した搾乳器です。
自然な搾乳ができるので、ママのストレスにならないと口コミも高くなっています。
手動搾乳機よりも素早く簡単に使えますので、スピードや手間を重視する方におすすめします。
容量 | 150ml |
内容物 | ポンプセット1個・キャップ1個・チューブ1本・ボトルスタンド1個・ACアダプター1個・カーム授乳用乳首1個・ストラップ1本 |
吸引部分 | ー |
消毒方法 | 煮沸・電子レンジ |
Bellababy さく乳器 ダブルポンプ
出典:amazon
参考価格:6,280円
片胸づつの搾乳が面倒な方や、素早く搾乳を終える必要がある方におすすめしたい両胸搾乳器です。
シングルポンプとダブルポンプの切り替えも簡単ですので、忙しいママもスムーズに搾乳できます。
授乳しながらの搾乳もできますので、母乳の出が良く赤ちゃんが飲みきれない、乳腺炎になりやすい方におすすめします。
大型のLED画面で使用時間や電池残量なども見やすく、夜中の搾乳にも適しています。
容量 | ー |
内容物 | 母乳保存パックとアダプター付き |
吸引部分 | シリコン |
消毒方法 | ー |
Akizora 搾乳器 電動 さく乳器
出典:amazon
参考価格:4,980円
ダブルポンプ設計で片胸・両胸の搾乳を自由に選べます。「催乳モード、マッサージモード、さく乳モード」と3つの電動モードだけでなく、母乳が出やすいような「マッサージモード」を搭載しています。
大容量にリチウム電池バッテリーで、一回のフル充電で2~3時間の連続使用も可能です。
容量 | 400ml |
内容物 | 母乳フリーザーバッグ10個 |
吸引部分 | ー |
消毒方法 | ー |
手動搾乳器おすすめランキング
ここからは手動式の搾乳器の紹介です。価格も安いので、自分で搾乳できる方はこちらで十分です。
メデラ手動搾乳機
出典:amazon
参考価格:3,551円
病院でも使われることが多いメデラ手動搾乳機です。赤ちゃんの吸引リズムを再現した「2フェーズさく乳テクノロジー」で、痛みなく搾乳できるのがポイント。
電動も同じシステムですが、手動の方がお値段も手ごろなので使いやすいでしょう。
容量 | ー |
内容物 | ー |
吸引部分 | ハンドル1個・ポンプセット1個・キャップ1個・ボトルスタンド1個・Calma(カーム)授乳用乳首1個・母乳パッド(サンプル)4枚 |
消毒方法 | 煮沸・電子レンジ(ハンドルは煮沸消毒のみ) |
kaneson さく乳ポンプetoca
出典:amazon
参考価格:1,373円
シンプルな昔ながらの搾乳器です。可愛い花のデザインの搾乳器は、本体のみのコンパクトサイズ。持ち運びも簡単なので、外出先でも搾乳ができます。
シリコン製のゴム素材はしっかり優しくフィットしますので、搾乳に不安があるママも安心です。掃除が楽なので、面倒な手間もなく繰り返し使えるのも高評価です。
容量 | ー |
内容物 | 本体 |
吸引部分 | シリコン |
消毒方法 | 煮沸・薬液・電子レンジ |
ピジョン さく乳器 (手動タイプ)
出典:amazon
参考価格:3,950円
引き上げプレートがワンタッチ切り替えで、面倒な操作も必要なし!大手ピジョンブランドの信頼性も高く、使いやすい搾乳器と評判です。
お手入れも簡単ですし、やわらかなシリコンでおっぱいトラブルに悩むママにも使いやすくできています。
ハンドルとプレートのセットを変えると吸引圧を調節できますので、電動と同じように「さく乳準備モード」と「さく乳モード」を切り替えられます。
容量 | 160ml |
内容物 | 母乳実感哺乳びん・ハンドル・柔らかフィットカバー・キャップ・フード・乳首 |
吸引部分 | シリコン |
消毒方法 | 煮沸・薬液・電子レンジ |
AngeSmile アンジュスマイル さく乳器
出典:楽天市場
参考価格:2,970円
搾乳口はソフトに包み込み、フィットするシリコン製ですので痛みを感じることなく搾乳ができます。
ハンドルの取り付け位置で吸引力を3段階に調節もできますので、母乳の出によって段階を使い分けられ便利です。
ヘッド部分を乳首に付け替えると哺乳瓶にもなるので、搾乳して母乳を冷蔵庫に保存もできますね、。
容量 | 125ml |
内容物 | 上部カバー・ハンドル・本体・ボトル接続パーツ・ 哺乳びん・ボトルスタンド |
吸引部分 | シリコン |
消毒方法 | 煮沸・薬液・電子レンジ |
NUK 手動さく乳器Jolie
出典:amazon
参考価格:4,444円
華やかなフラワーデザインで搾乳タイムもリラックスできそうなNUK製の搾乳器です。付属のニップルを取り付ければ、そのまま授乳することができます。
独特の凹凸のニップルでおっぱいマッサージ効果も期待できます。食洗器での洗浄もできますし、「プレミアムチョイスほ乳びん」を取り付ければ、冷凍保存も可能です。
容量 | 120ml |
内容物 | 母乳保存容器・キャップ・中ぶた・フード・さく乳器用スタンド |
吸引部分 | シリコーン |
消毒方法 | 煮沸・薬液・電子レンジ(容器用スタンドは薬液消毒のみ) |
手しぼりタイプの搾乳器
搾乳器を使うとうまく母乳が絞れない、絞れていない、違和感を感じて絞りにくい方は手絞りタイプはいかがでしょうか?
ボトルに乳首とキャップを付ければ、そのまま授乳することもできますので、赤ちゃんのお昼寝中におっぱいが張るときなどに使えます。
ピジョン 母乳ポンプ~手しぼり&フィット
出典:amazon
参考価格:1,486円
授乳前に軽く絞りたい、外出時でおっぱいが張ってしまう時に便利な母乳ポンプです。
自分の手で搾乳する「手しぼり」とポンプで搾乳する「フィットさく乳」を一つで使えますので体調やおっぱいの張りで使い分けましょう。
搾乳器の購入を検討しているけれど決められない、「必要か微妙」と思っている方も、こちらがあれば便利ですね。
まとめ
今回は電動、手動の搾乳器を紹介しましたがお好みの商品は見つかりましたか?搾乳器は母乳育児には必須アイテムですが、購入したことによって「母乳育児をしなければ」と焦る必要はありません。
母乳の出が悪ければミルク混合で様子を見ればいいのですし、搾乳が上手くいかないからとイラつくことも心配することもありません。
母乳がしっかり出れば使えばいいものですし、搾乳の必要がそこまで必要でなければ手絞りタイプを選ぶのもいいでしょう。
最初はわからないことも多いので、先輩ママのアドバイスを聞いたり「レンタル」でお試ししてから購入でも遅くはないですよ。
搾乳が必要となったら、電動、手動のメリットやデメリットを加味して使いやすい搾乳器を購入しましょう。