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【2025年版】自作erが選ぶ、失敗しないCPUの選び方!初心者にもわかるポイントとおすすめモデル6選

はじめに

自作PCやBTOパソコンを選ぶときに、最も重要なパーツのひとつが「CPU」です。でも、Core i7やRyzen 7など、名前が似ていて違いがわからない……と悩む方も多いのでは?

本記事では、2025年現在のトレンドを踏まえて、失敗しないCPUの選び方と、用途別おすすめCPUモデルを初心者にも分かりやすく解説します!

1. CPUってそもそも何?

CPU(Central Processing Unit)はパソコン上のあらゆる作業の中心を担う、「パソコンの頭脳」にあたるパーツです。

マウスやキーボードからの入力、SSDやメインメモリからのデータを受け取り、処理し、出力します。

CPUの性能が変わると、処理速度に直結するため、全体の快適さに大きな影響をもたらします。

2. CPU選びで押さえるべき4つのポイント

① 用途に合った性能を選ぶ

 ウェブブラウジングや文書作成のみ → Core i3 / Ryzen 3 で十分

 ゲームや配信 → Core i5〜i7 / Ryzen 5〜7 がおすすめ

 動画編集/3DCG/高解像度高フレームレートでゲームをしたい → Core i7以上 / Ryzen 7〜9 が理想

② コア数とスレッド数に注目

 マルチタスクに強いほど、作業が快適に

 最低でも「4コア8スレッド」以上が現在の基準

③ ソケットとマザーボードの互換性

  CPUとマザボの「ソケット形状(例:LGA1700)」が合っている必要あり

 IntelとAMDでは互換性はありませんし、世代が変わっても互換性がないことが多いので注意!

④世代を意識する

 例えば同じIntel Core i7でも、2020年発売の物と2025年発売の物では性能が大きく異なります。

 どれだけ新しく発売されたものか(世代)はCPUの型番に注目するとわかります。

 例えば、Intel Core i7-14700Kという型番は以下の意味を表します。

 

例:Core i7-14700K

意味

i7

性能ランク(i3, i5, i7, i9)

14

第14世代

700

モデル番号(上位モデルほど高い)

K(末尾)

特徴を表す

Kはオーバークロック対応モデル

Ryzen製CPUの場合、型番の振り分けがもう少し複雑になってしまう為詳細は割愛しますが、頭一桁目が新しさ、下三桁が性能を表す数字だと思っておけば問題ないでしょう。

3.2025年現在の用途別おすすめCPU

インターネットや動画サイト、文書作成が主な方

Intel Core i3-14100AMD Ryzen 3 5300Gがおすすめです。

このふたつのCPUは内蔵グラフィック機能搭載であり、グラフィックボードを別途準備しなくて済むのも、ライトユーザーにとっては利点です。

 

Intel Core i3-14100

 

AMD Ryzen 3 5300G

ゲームをする方

 

Intel Core i5-14600KFAMD Ryzen 5 7600がおすすめです。

このふたつのCPUは内蔵グラフィック機能未搭載なため、ゲーム等をしない場合でも必ずグラフィックボードを用意する必要があることに注意してください。

 

Intel Core i5-14600KF

 

AMD Ryzen 5 7600

動画編集・3D開発ソフトを動かす方/快適にゲームをしたい方

Intel Core i7-14700KAMD Ryzen 9 7900Xがおすすめです。

高性能故に消費電力と発熱も大きいです。性能を活かしきるにはマザーボードとCPUクーラーも十分な性能の物を用意する必要があります。

AMD Ryzen 9 7900Xは内蔵グラフィック機能未搭載です。必ずグラフィックボードを用意する必要があることに注意してください。

 

Intel Core i7-14700K

 

AMD Ryzen 9 7900X

 

4.よくある質問

Q. IntelとAMDではどっちがいいの?

 用途と予算によりますが、2025年現在はRyzenが省電力・コスパで有利、Intelはシングル性能や安定性に定評がある傾向にあると思います。

13世代と14世代のIntel製CPUには、設計ミスによりCPUに高負荷を掛けると損傷していくという重大な不具合がありましたが、今では対策されています。

13世代と14世代のIntel製CPUを選ぶ場合、損傷したものや未対策品に当たらないためにも、新品を購入することをおすすめします。

Q. CPU型番の末尾にある、「K」「F」「G」などの型番の意味は?

代表的なものですと、

 Intelの K=オーバークロック可能

 Intelの F=内蔵GPUなし(グラボが必要)

 AMDの G=内蔵GPU搭載

 AMDの X=高性能モデル

 AMDの X3D=3Dグラフィックの処理に特化した高性能モデル

といった意味があります。

 

Intel製CPUは標準で内蔵GPUが搭載されているので、搭載していないものに”F”が付いていて、

AMD製CPUは標準が内蔵GPU未搭載なので、搭載しているものに”G”が付いています。

5. まとめ:あなたにぴったりのCPUを選ぼう!

まずは用途を明確にするのが失敗しないコツ!

同じCore i5やRyzen 5でも世代によって性能差があるので、必ず型番までチェックしてください。

パソコンはバランスが大事です。CPUだけでなくマザーボードのグレードも意識しましょう。

エントリークラスのマザーボードに最上位クラスのCPUを搭載しても、CPUの性能を最大限活かしきれません。