【おうちで紙博体験!】2025年Amazonで買える紙ものアイテム10選
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はじめに

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先日、「紙博 in 東京 vol.11」に参加してきました。会場は色とりどりの紙ものアイテムに囲まれて、まるで宝探しをしているような空間。来場者は幅広い年代の女性が多い印象でしたが、親子連れや海外からの来場者の姿も見かけて、紙ものの人気の広がりを感じました。

ところで、みなさんは「紙ものアイテム」をご存じでしょうか? 手帳やラッピング、ちょっとしたお手紙など、日常を彩る文房具として人気が高く、毎年「紙博」というイベントが開催されるほどのコンテンツなんです。

今回は、そんな紙博の雰囲気を味わえるアイテムを、Amazonで購入できるラインナップからご紹介します。気軽に取り入れて、日常に“紙のある楽しみ”をプラスしてみませんか?

 

「紙博」とは?

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「紙博」は、紙とイラストを愛する人のためのフェスティバルです。主催の手紙社が選び抜いた作り手たちが自らブースに立ち、はんこやマスキングテープ、ポストカード、シール、活版印刷の作品など、珠玉のアイテムを直接届けてくれます。まさに、日本最高峰の紙もの雑貨が一堂に会する特別な空間です。

今年の東京会場は、浅草にある「東京都立産業貿易センター台東館」。2017年に1フロアから始まったこのイベントも、2025年9月に開催された「紙博 in 東京 vol.11」では史上最大規模へと進化しました。会場はなんと3.5フロアに拡大し、150組以上の作り手が集結。リストバンド型の入場券を身につけて、4階から7階までを自由に巡り歩くスタイルです。

どこを見ても素敵な紙ものばかりで、足を止めずにはいられない…! 会場全体が“ときめきの宝庫”のようで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

紙ものアイテムの魅力って?

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紙ものの魅力のひとつは、やっぱりデザインの豊富さ。紙博では、たくさんの作り手さんが集まっていて、それぞれの個性が光るユニークなアイテムが目を引きます。

さらに、紙ならではの「質感」も大切なポイント。ツルツルした紙、さらさらした紙……同じデザインでも紙質が変わると雰囲気がぐっと違って見えるんです。

また、アレンジのしやすさも紙ものの魅力。マスキングテープやシールを使ってノートや手帳をデコレーションしたり、包装紙やカードを組み合わせてコラージュを楽しんだり、自分だけの作品に仕上げることができます。

そして何より、つい“集めたくなる”のも紙ものの醍醐味。お気に入りを少しずつ増やしていく時間も、紙もの好きにとっては楽しみのひとつです。

さて、ここからはAmazonで手に入る紙ものアイテムをご紹介します。

紙博でしか出会えない限定アイテムはご紹介できませんが、なるべく紙博に出店していたメーカーの商品を中心にピックアップしています。

紙博に行けなかった方や、予算オーバーで泣く泣く諦めた方も、おうちで紙博の雰囲気を楽しんでみませんか?

※なお、人気の高いアイテムが多いので、気になる方はお早めにチェックすることをおすすめします。

 

Amazonで買える!「紙博」気分になれるアイテム10選

キングジム(Kingjim) HITOTOKI マスキングテープ KITTA スペシャル コレクション KITP005

紙博では、切手風のシールを扱うお店がいくつか目に入りました。この商品は、コンパクトに持ち歩けるマスキングテープ「KITTA」の切手風バージョンです。このデザインは、シートを切り離すと切手のような形になるのが特徴。手帳やノートのデコレーション、ラッピングのワンポイントにぴったりです。1シートで最大9パーツまで切り分けられ、重ね貼りや並べ貼りなど自由なアレンジも楽しめます。こちらを手がける「HITOTOKI」は、暮らしの中でたのしい"ひととき"を提供できるようにと、株式会社キングジムが立ち上げたブランドです。

※こちらは「コレクション/ニュアンス/アニマル」の3種類から選べますが、記事執筆時点ですぐに購入できるものは「コレクション」です。「ニュアンス」は発送までにお時間が掛かりますが、在庫は残っています。

 

グリーンフラッシュ ミカクニン メモパッド・スクエア UFO MN-002

「グリーンフラッシュ」は、“ときめき”や“Witさ”をコンセプトに、手元から伝わる小さな幸せを届ける文具ブランドです。社名は、太陽が昇る瞬間に空が緑色に輝く自然現象「Green flash」から。見る人に幸せを届けたいという想いが込められています。今回ご紹介するのは、未確認生物をモチーフにしたメモパッド。硬質塩ビの表紙には樹脂盛り加工が施され、中面にはお茶目な生態をポップに描きました。ラメやオーロラ加工で不思議な世界観を演出しており、手元に置くだけで楽しめるアイテムです。

 

表現社 一筆箋 浅野みどり with favorite mugs 20-246 (30) 4柄20枚 表現社 マグカップ 美濃和紙

「表現社」は昭和7年創業の歴史ある文具ブランドで、レターや一筆箋、カードなどを通して、あたたかい“こころ”を伝えることを大切にしています。メールや携帯などが普及する現代だからこそ、手間ひまをかけた心のこもったメッセージの価値を重んじ、京都で培われた伝統の技と感性を活かした商品作りを行っています。こちらの商品は、イラストレーター浅野みどりさんが描く色鮮やかな一筆箋セット。美濃和紙を使用した20枚綴り(4柄×5枚)で、和紙の質感と温かみのあるイラストが、ちょっとしたお手紙の時間を特別にしてくれます。

 

ア・ラ・カル堂 お菓子の100枚レターブック ア・ラ・カル堂 (著)

「ア・ラ・カル堂」は札幌出身のイラストレーターによるブランドで、イラストと文具を中心に、使う人が自由に楽しめる作品作りをしています。名前はア・ラ・カルトからとられ、さまざまな楽しみを届けたいという思いが込められています。このレターブックには、春夏秋冬のかわいいモチーフやパターン、イラスト紙が100枚ぎゅっと詰まっています。手紙や手帳のデコレーション、ラッピング、雑貨作りなど、アイデア次第でいろいろな使い方が楽しめる、まるでお菓子の国に迷い込んだようなワクワク感あふれる一冊です。

 

キングジム ノート ヒトトキノート パスポートサイズ ヌイグルミ HN-PR03

こちらも、キングジムの「HITOTOKI」の商品です。手帳のような罫線で、ノートのように日付はブランク。書きたいときに書きたい分だけ、自分のペースで使いきれるリングノートです。透明ポケット付きでシールやカードを収納でき、ゴムバンド付きなので持ち歩きにも便利。手のひらサイズコミックサイズの2種類があり、ノート本体に加え定規やしおりとして使える下敷きもセット。分割ガイドを使えばページを自由にアレンジでき、左下のHITOTOKIマークにはコメントを書き込むなど、アイデア次第で使い方が広がります。

※7種類のデザインから選べますが、一部のデザインは、在庫減少または在庫切れとなっています。在庫状況につきましては、販売ページをご確認ください。

ライフ 九ポ堂 とうだいノート 昼 9N05

「九ポ堂」は、酒井家の祖父が趣味で始めた活版印刷を受け継ぎ、身近で親しみやすく、どこかクスリとしてしまう作品を生み出す活版印刷作家ブランドです。活字の微妙な凹凸が魅力で、現代の印刷物とは一味違った風合いを楽しめます。今回ご紹介する『とうだいノート』は、九ポ堂と文房具メーカー・ライフのコラボレーション製品。スリムサイズで、本文紙には6mm罫線を海の波に見立てたイラスト入り。前半と後半で絵柄を少し変えることで時間の流れを表現しており、書き心地の良いライフオリジナル筆記用紙を使用しています。

 

ガラスペンでなぞる ツキアカリ商店街―そこは夜にだけ開く商店街 九ポ堂 (著)

九ポ堂の「架空商店街ハガキ」の世界を、なぞり書きで楽しめる1冊。48のお店と57のおはなしを、お気に入りのガラスペンや万年筆でインクと戯れながら覗けます。57種類の個性的な書体をなぞることができ、ノートや手帳でおなじみのライフ特別抄造紙「Lライティングペーパー」をはじめ、7種類の用紙で書き味の違いも楽しめます。丈夫で開きやすいPUR製本を採用しており、細かいイラストや手書き罫もなぞりやすく、SNS投稿用の撮影にもぴったり。インク沼の住人におすすめの一冊です。

 

RYU-RYU 2026年 手帳 B6 月間ブロック見開き 刺しゅう【ワードローブ】 DSS-2602

「RYU-RYU」1983年に神戸で設立されたステーショナリーメーカーで、手帳やカレンダー、シールなど、カワイイからクールまで幅広い雑貨で楽しい毎日を応援しています。この手帳は2025年9月から2027年1月まで対応した月間ブロック見開き式。刺繍で描かれたワードローブモチーフがかわいくて、六曜・祝日・月の満ち欠け表示や、午前/午後・仕事/プライベートの書き分け用の仕切り線も完備。チェックリスト前月・翌月カレンダーも付いていて、実用性とデザインの両方を楽しめる一冊です。

 

エルコミューン マトカ 2026年カレンダー 卓上 木製スタンド スワン CAL-141

「MATOKA」は、円満で穏やかな状態を表す日本語の「円か」(まどか)と、フィンランド語で「旅」を意味する「matka」から名付けられた、心がワクワクする商品を届けるブランドです。デザインは紙博にも出店していたイラストレーター・トビマツショウイチロウさんによる描き下ろし。宮崎県生まれ・名古屋在住のトビマツさんならではの、人間観察や妄想をシュールに描いた温かみあるイラストが魅力です。こちらの商品は、12枚のカレンダーがセットされ、月曜始まり。天然木の無垢材を使用したスタンド付きで、インテリアにも馴染みます。鉛筆とアクリルガッシュで描かれた、優しいタッチのイラストで、毎日の予定を彩ることができます。

※こちらのカレンダーは、7種類のデザインから選べますが、在庫が減少しているものもございます。気になる方はお早めにチェックすることをおすすめします。

 

ミドリ レターセット 活版 ブーケ柄 赤

「ミドリ」は1950年に便箋・封筒の生産から始まった日本の文房具ブランドで、「暮らしに彩りを」をテーマに、デザインと紙で日常を豊かにする製品を展開しています。こちらのレターセットは、活版印刷でドライフラワーをラフに束ねたミニブーケを表現。便箋8枚と封筒4枚のセットで、上品な凹凸やかすれによる独特の風合いを楽しめます。やわらかな紙質と温かみあるデザインで、送る人も受け取る人もほっこりする一枚。活版印刷は紙博でも注目されていた、昔ながらの技法ならではの味わいが魅力です。

※こちらは「ブーケ:赤/ブーケ:黄/レモン柄」の3種類から選べます。

いかがでしたか?

Arina Krasnikovaによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5712440/

 

今回は、紙博の雰囲気を手軽に味わえるアイテムをセレクトしてみました。

手に取ったときの手触りや、デザイナーさんたちの描く素敵なデザイン、時にはユニークなアイデア雑貨まで、紙ものアイテムにはいろいろな魅力があります。

デジタル化が進む今だからこそ、紙の温かさに触れて、心にちょっとした豊かさを感じていただけたら嬉しいです。

 

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